薬局のお愛想

テーマ:よもやま話
これまでにこのブログで医薬分業について色々書いて参りました。「医薬分業ってどうなん?」、「長浜薬局版楽市楽座」、「医薬分業時代を生きる」に次いで、今日は久々の医薬分業ルポルタージュ第4段であります。

昨日、2ヶ月ぶりにかかりつけ医のもとに薬の処方をお願いしに行き、向かいの門前薬局に薬を買いに行きました。医院の方も混んでいたのですが、薬局の方もいつもは2,3人の患者さんしかいないのに、今日は7人くらいと込み合っておりました。

相変わらず、スタッフは5人ほどの充実した人数が確保されており、男子1名、女子4名の構成となっておりました。受付専門係や麦茶係のお姉さんのポストも健在でありましたが、麦茶ではなく季節柄暖かい爽健美茶のような味でございました。

さて、それはともかく皆さん、こうした薬局では順番が来ますと、「○○さ~ん」と呼ばれまして、レジのところへ赴き、お薬を頂戴し代金を支払う、といった一連の流れを頭に思い浮かべることができますよね。

ところが、昨日私が見た光景は.....。

お客さん(患者さん)はソファにすわったまま。そこへバスケットに薬を入れたお姉さんがやって来まして、お客さんの前にひざまづき「○○さん、これが××のお薬で....」と説明して、「お代金は○○円です」と言って、その場でお金を受取り、またレジに戻り領収書と必要に応じてお釣りを持参する、

といった「新会計システム」です。「愛想によるお愛想(オアイソ)」とでもいいましょうか。サービス合戦これに極まれり、と唖然としてしまったのですが、まあ払う料金は一緒でしょうから、「おお、そっちがそう来るなら、お愛想を受けようじゃないの」と待ち構えておりますと、

「○○さ~ん」と私を呼ぶ男性の声。「あれ、男かい」と思いながら、しばらく席で待っておりましたら、再度「○○さ~ん」という呼び声。見るとその男性スタッフ、レジのところで不動の構え。

ということで、私は呼ばれるままレジに自ら赴きまして「無愛想なお愛想」を済ますと、割り切れない気持ちのまま寂しく帰って来たのでありました。



(追記)
この話を夕飯時に得意げに話したら、母曰く「ほうやで。席まで薬持ってきてくれや~るんやで。あそこができた時からほうやがな」 
何じゃい!年寄りだけかい!

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