浜ちりめんを纏う

テーマ:油甚本店
今日は「きもの大園遊会」が開催されるのですが、最近びわ湖ホールの声楽アンサンブルの新ドレスに浜ちりめんが用いられるという報道がなされておりました。ですが、そのニュースと今日の記事は全く関係はございません。

てことで、かように候ふは、その名も高き「浜ちりめんカレンダー」にてござりまする。

我家の座敷にも毎年掛けさせていただいておりますが、カレンダーの王様、いやカレンダーの女王といった風情と優雅さを兼ね備えております。

一方、こちらはコインカウンターに収納された小銭君たちであります。

日々の売上やら、スタンドの自販機の小銭などが持ち込まれ、だんだんとたまって参ります。500円玉ばかりだと嬉しいのですが、そんな調子には参りませんで、10円玉が一番たまるかな?

さて、浜ちりめんと小銭、一体何の関係があるのか?さすがに小銭では浜ちりめんは手に入りますまい...。

え~、浜ちりめんカレンダーは2ヶ月に1枚となっておりまして、その二月(ふたつき)が終わりますと、ピリピリと破って次のべっぴんさんにバトンタッチいたします。あ~、今月の人の方がきれいやな~、とか言いながら。

さて、この破ったカレンダーは、そのまま捨てませんで、半分に畳んでは切り、また半分に畳んでは切り、とだんだん小さくなって、幅12cm、長さ15cm程度の紙片の束に変身いたします。


で、さきほどのコインケースの中で50枚満タンとなった小銭君を、親指と中指でつまみあげまして、このカレンダーの紙片(柄を内側に)の上に静かに置きまして、グシャグシャグシャと小銭が散らばらないように気を鎮め、一気に紙片を巻き上げます。

そして巻物の両端を畳み抑えますと、「浜ちりめんを纏った」小銭50枚1本が完成いたします。

これを仕切りのついた煎餅の缶かん(なぜか缶を繰返す)に金種別に入れておき、両替に備えたり、たくさんたまったら銀行に預けに参ります。銀行さんも一から数えるより、この方が勘定しやすいかな、と。

これ、他のカレンダーも含めて、色々な紙で試してみましたが、大きさ、そして何よりも適度の硬さとしなやかさにおいて、浜ちりめんカレンダーに勝るものはありません。さすが「浜ちりめん」、カレンダーも超一流ですね。

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