知らん間に

テーマ:まちづくり
いよいよ明日は「きもの大園遊会」。お天気がちょっと心配ですが、昨日は抽選会場となる大通寺の山門石畳の清掃を大通寺自警団で行ないました。夏中法要の直前に続きまして、私自身としては二度目の参加となりました。

さて、普段は何気なく見過ごしておりますが、清掃終了後に山門前広場に1枚だけ模様のついている石畳を発見いたしました。中央よりやや右手にその石畳は位置しておりました。

山門前で呉服商を営んでおられますベテラン自警団員のNさん(吉エモンさんのお父さん)に「この模様は一体何なんですか?」とぶしつけにお尋ねいたしますと、

「あのな、これはな」と、Nさんらしく丁寧に説明を始め下さいまして、それによりますと、まず大通寺には庭園に臨みます含山軒蘭亭という建物がございまして、その蘭亭の欄間がこのような模様になっているのだそうです。

「ほんでな、20年前に表参道を石畳化した時に、その時の市の担当部署の商工観光課の人らがな、何かちょっと遊び心を加えたろまいかい、と考えて、この広場の石畳の一枚にその模様を入れやったんやわ」

ということであります。ちなみに、その人たちというのは、元山東町長のMさんや現長浜商工会議所専務理事のTさん達だとか。

この山門前広場は、先日行なわれたアートインナガハマのブースも並んだ場所でありますが、役人らしからぬ柔軟な発想と遊び心を持った当時の市の職員さんの真に「イキなタクラミ」を見せつけられた思いです。

皆さんも大通寺に行かれた際には、是非ご覧になってみてくださいね。

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