天皇陛下のホームラン
テーマ:スポーツ
2009/06/26 09:09
「天皇陛下がご観戦される武道やスポーツ競技のこと」を「天覧試合」といい、プロ野球の天覧試合が執り行われたのは、1959年6月25日、つまり今からちょうど50年前の昨日だ。(本当は昨日このブログを公開するつもりが、うっかり日を間違えた)
伝統の一戦、巨人対阪神戦を昭和天皇・香淳皇后が後楽園球場バックネット裏貴賓席でご覧になったものであるが、この試合は「9回裏長嶋茂雄のサヨナラホームラン」および「王貞治と長嶋茂雄のアベックホームラン第1号」によって、あまりにも有名である。(スコアは5対4で巨人の勝利)
この時、私はまだ生まれていないわけであるが、王、長嶋は私たちの子ども時代においてもスーパースターであり、この試合は、何度もビデオテープで見知っている。
先日ニュースステーションで、この天覧試合の特集が流れているのをちょっと見ていたら、長嶋茂雄の息子である一茂が次のようなことを言っていた。
「父がサヨナラホームランを打ったのは9時10分」
「天皇陛下が席を立たれたのが9時15分で、この時刻はあらかじめ決められていた」
そして、
「9回の表に、阪神がランナーを2塁まで進めた。ピッチャーは藤田。この時巨人のショート広岡のサインプレーがあり、セカンドランナーが牽制タッチアウトになったのが8時50分」
もし、広岡のこのファインプレーがなかったら、長嶋茂雄は天皇陛下の御前でサヨナラホームランを打つことはできなかった。他の誰かがサヨナラホームランを打ったかもしれないが、それは天皇陛下がお見えでない時で、しかも長嶋茂雄ではなかったであろう。
長嶋茂雄が(しかも阪神の大エース村山実から)サヨナラホームランを打つのを、天皇陛下にご覧いただけたのは、やはり神がかりであったのだと....。
ちなみに、YouTubeで懐かしい映像が見られます。天覧試合1、天覧試合2、天覧試合3
天覧試合3(1分36秒経過後)にはちょっと若い広岡さんが出て参ります。吾一さんに似てるかな?
伝統の一戦、巨人対阪神戦を昭和天皇・香淳皇后が後楽園球場バックネット裏貴賓席でご覧になったものであるが、この試合は「9回裏長嶋茂雄のサヨナラホームラン」および「王貞治と長嶋茂雄のアベックホームラン第1号」によって、あまりにも有名である。(スコアは5対4で巨人の勝利)
この時、私はまだ生まれていないわけであるが、王、長嶋は私たちの子ども時代においてもスーパースターであり、この試合は、何度もビデオテープで見知っている。
先日ニュースステーションで、この天覧試合の特集が流れているのをちょっと見ていたら、長嶋茂雄の息子である一茂が次のようなことを言っていた。
「父がサヨナラホームランを打ったのは9時10分」
「天皇陛下が席を立たれたのが9時15分で、この時刻はあらかじめ決められていた」
そして、
「9回の表に、阪神がランナーを2塁まで進めた。ピッチャーは藤田。この時巨人のショート広岡のサインプレーがあり、セカンドランナーが牽制タッチアウトになったのが8時50分」
もし、広岡のこのファインプレーがなかったら、長嶋茂雄は天皇陛下の御前でサヨナラホームランを打つことはできなかった。他の誰かがサヨナラホームランを打ったかもしれないが、それは天皇陛下がお見えでない時で、しかも長嶋茂雄ではなかったであろう。
長嶋茂雄が(しかも阪神の大エース村山実から)サヨナラホームランを打つのを、天皇陛下にご覧いただけたのは、やはり神がかりであったのだと....。
ちなみに、YouTubeで懐かしい映像が見られます。天覧試合1、天覧試合2、天覧試合3
天覧試合3(1分36秒経過後)にはちょっと若い広岡さんが出て参ります。吾一さんに似てるかな?