ジャネーの法則

テーマ:よもやま話
「行列のできる法律相談所」。島田伸助司会の人気番組です。普段は全く見ていないのですが、この前の日曜日、風呂上りにたまたま最後の15分ほどを見ておりました。

先日おやじさんが既に紹介されてしまったので二番煎じなんですが、とにかく、島田伸助が番組の終わりに、17歳の若いタレントに向かって、「君は齢の割にいろんな事を知り過ぎてるやろ。ほんまなら、16,7歳言うたら時間の経つのがものすごくゆっくり感じられるはずやねんで」と言い、

その理由として、「その年頃は、あらゆることに関して初めて経験することが多く、何事も新鮮に感じられる結果として時間が流れるのが遅く感じるのだ」と述べておりました。確かに同じ事を繰返すことが日常になると、時はあっという間に流れ過ぎてしまいますよね。

ちなみにこの「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象」を「ジャネーの法則」というそうでして、19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者、ピエール・ジャネが著作で紹介した法則だそうです。

簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例するということで、例えば48歳の私は16歳の時の3倍のスピードで時が過ぎてゆくように感じる、というわけですな。

しかし伸助は、「齢を取ってからも、『何か新しいことを始める。新しい趣味を持つ。新しい人との出会いを経験する』ことによって、再びゆっくりとした時間の流れを取り戻すことができるんだ」と締めくくっておりました。

私は「ジャネーの法則」に立ち向かうこの伸助の言葉を「ジャネーじゃねえの法則」と名付け、「四十の、いや五十の手習い」であるブログと義太夫を続けて参りたいと思います。




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