侍ジャイアンツ兼続

テーマ:よもやま話
我家には「サントリー美術館ニュース」という冊子が定期的に送られてまいります。

別に会員というわけではありません。平成3年にサントリー美術館開館30周年記念「日本をかざる」展に翁山の舞台障子出品の依頼があり、当時亡父がそのお世話をした関係で以来ずっとこの冊子が届けられ続けているというわけです。(下写真は「日本をかざる」展カタログと翁山舞台障子掲載頁)
 
父はまさにその年の暮れに亡くなったのですが、それ以後もずっと冊子が送り続けられて来たので、母が申し訳なく思い、ある時その旨を手紙にしたためてお知らせしたところ、今度は母の名前宛で冊子が届くようになりました。誠に義理堅い美術館であります。

さて今回は、同館で5月30日(土)~7月12日(日)まで開催される「NHK大河ドラマ特別展」にちなんで、「天地人-直江兼続とその時代-」特集となっておりまして、表紙に直江兼続所用と伝えられる「金茶糸威最上胴具足」の写真が掲載されております。

兼続といえば「愛」印の前立ての兜が有名ですが、それとは違うもののようです。ちょっと拡大して見てみましょう。

あれ?こりゃどう見ても、バット2本とボールにしか見えません。野球兜でしょうか?これが本当の「侍ジャイアンツ」でしょうか。


(追記)この前立ての名称は「違い櫂棒に日輪(ちがいかいぼうににちりん)」と言うそうです。ボールのように見える部分は太陽、バットのように見える部分は船の櫂(かい)がクロスしたモチーフなんだそうですが、意味する所は何なんだ?


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