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弁慶とアキレス

テーマ:よもやま話
先日、ままさんが温泉で「弁慶の泣き所」を痛打したと書かれておりました。「弁慶の泣き所」とは「向こう脛」のことですが、まぎれも無く全国版の言葉です。

「向こう脛」のことをこのように表現するわけは、昔五条の橋で義経にこの部分を攻撃されて弁慶が涙を流したことに由来するという説がありますが、真偽の程はともかく、「脛(すね)は骨のすぐ上を神経が通っているため痛みが非常に強い場所なんです」(ホリンズ)。なので「さすがの弁慶ちゃんも泣いちゃったんやな」(カピパラ)。

ところで、「『向こうずね』というより『こっちずね』やろ」(パヴァーヌ)。うん、そうだよねぇ~。でも、これは対面する相手に向かって正面・前面ということ、つまり相手に「向かう・すね」という意味らしい。

ほんなら裏側の「ふくらはぎ」は何やと思いますか?「はぎ」は「すね」と同じで「膝から下・足から上の部分」を指すんですが、「ふくら」は文字通り「ふくらんでる」っていう意味なんやて。「ふくら胸」「ふくら腹」は言わんな。「ふくらの森」はどうなんだ?

「弁慶の泣き所」は「向こう脛」のことを指すと同時に比喩的にその人の「弱点」を言うのにも用いますね。これと同じように使われるのが「アキレス腱」。ギリシャ神話の英雄アキレウスが弱点のかかとを弓で射抜かれ、これが原因となって命を落とした、ことに由来するそうです。

ところでアキレス腱って英語で「Achilles' tendon」というと辞書に書いてありました。腱って「tendon」っていうんですね。天丼やん。金融危機で文字通りEUのアキレス腱となったギリシャ。焦げ付きがひどすぎて食えない天丼にならないことを祈ります。

しょうちゅうに限ります

テーマ:まちづくり
「義務教育とかけて鹿児島ととく」。その心が今日のお題の鹿児島へ11月1,2日の両日に渡って行って参りました。今年開通したての新幹線で?う~うん、飛行機で。観光で?う~うん、西日本の市町村教育委員会研究協議会に参加。2日間、
県民交流センターでみっちり研修

鹿児島県は南北に長さ600kmと紹介がありました。日本列島の長さが約2000kmなのに1県だけで600kmぉ~?60kmの間違いやろ~と思ったんですけど、南端の与論島まで入れると確かにそうなります。奄美大島、種子島、屋久島以外にも有人離島が全部で28もあるんだそうです。

しかし、なんですな。鹿児島と言えば西郷さん、そして大久保に東郷平八郎。「ごじゅう教育」がこうした偉人を輩出する礎となった。なんて説明を受けまして、「五十教育」?私も今五十歳。まさに鹿児島で五十教育やん、なんて勘違いしてたんですけど、「郷中教育」で「ごじゅうきょういく」と読むんですね。

「郷」とは今で言う町内会で年長の者が年下の者を指導して強い武士をつくろうという組織だったようですが、そこで掲げられていた「負けるな」「うそを言うな」「弱い者をいじめるな」という3つの教えは、130年間を経て今もなお現地の山下校区で校訓として守り伝えられているそうです。

これを聞いて、2,3日前にNHKの「あさいち」という番組で、会津でも同じように昔の什(じゅう)という子ども組織の掟を今も伝え続けていると報じていたのを思い出しました。ちなみに、その掟とは「年長者には背くな」「年長者にはお辞儀を」「嘘を言うな」「卑怯な振舞をするな」「弱い者をいじめるな」「戸外で物を食べるな」。鹿児島とよく似てます。

什によっては「戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ」なんていうのもあったそうですが、どこの什にも共通していたのが、最後は「ならぬことはならぬものです」。理屈ではなくて悪いことは悪い。あかんもんはあかん。ってこと。現在の会津の子どもたちも、これを当り前のように受け入れているようです。

「地域とともにある学校づくりの推進」がこれからの一つの方向性とされるわけですが、それぞれの地域に伝えられてきた伝統や価値観などが教育の中で大きな役割を果たすことになるのかもしれませんね。

とんきた

テーマ:よもやま話
昨日妻とどこか昼御飯食べに行こうか、ってことになって駐車場に向かったのですが、出口でトラブってる車があってしばらく出られそうにないので、歩いて行ける所にするかということになり、とりあえず駅前通りを徒歩で西進。

ここで何を思ったか、私ったら「鳥喜多さん行ってみるぅ?」。鳥喜多さんと言えば、親子丼。このあたりで行列のできる店といえば、ここがまず筆頭、というかここしかないんちゃうか。しか~し、ご存知の通り、私トリちゃんダメ人間なんでここ入ったこと無し。妻は2回ほど行ったことあるらしく、「おいしいよぉ~」。「ようし、じゃあ行くか」

休日は、向かいの滋賀銀行長浜駅前支店の前にずらりと行列が並びますが、昨日は定休日かと見まごうくらい店頭はひっそりとしております。ガラガラガラ、と戸を開けると、中は2,3人のお客さんだけ。

注文は、これこれ、これしかないやろ。
出た、親子丼
真ん中の玉子をくずして、ぐじゅぐじゅ混ぜると、
こないなおじや風に
ほんで、あんさん鶏肉食べたんてか?チッチッチッチ。これは嫁さんの方

私の方は鳥喜多なのに鳥来ず、「豚(とん)来た」よ。
The カツ丼
こんがりと揚がった豚肉に玉子がかかっております。親子丼の方は知らんのですけど、これ肉はごく普通ですね。けど、ご飯というか味付けが何や知らんけど美味いですね。最初結構色が濃いんで辛めかなと思ったんですが、全然そんなことない。きっと出汁に秘訣があるんですね。

それより何より値段が安い!親子丼580円。カツ丼680円。メニューにはおすすめとして、親子丼ともう一つ鳥鍋というスープ系のメニューがあってこれが420円。親子丼+鳥鍋を注文する人が多いようですが、合わせ技で1000円という値段設定も憎い。忙しい時に釣りがいらん。

うどんもありますよ。これまたびっくり、きつねうどん370円。一番高い鍋焼きうどんですら630円。ここで、親子丼以外を食べるのは私くらいかと思っていたら、隣の隣のテーブルのおばちゃん、あんかけうどん食べてた。こちらも370円。which is 具なしのっぺい。今度は、木の葉丼+あんかけうどんセット行ったろ。
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