認定子ども園訪問

テーマ:まちづくり
11月~12月にかけて、教育委員が幼稚園(認定こども園含)訪問を行なうのですが、昨日その第一弾に行って参りました。市内18園を1日2園ずつ回るのですが、仕事の都合や地理的事情等から、私はそのうちの3日(6園)参加の予定です。

昔は、幼稚園と保育園は全く別だったのですが、現在は両者が一体となった認定こども園が市内に6園あり、昨日はそのうちの「とらひめこども園」と「びわこども園」を訪問して参りました。

設立当初は色々とトラブルもあったようですが、一体運営に大きな障害はないように見受けられました。特に最近は脳教育も盛んに取り入れられてきております。「脳教育」というと何だかおどろおどろしいのですが、暗唱やフラッシュカードに子どもたちが活き活きとして参加している姿が印象的で、集中力の向上に効果をあげているようです。

一方で、特別支援を必要とする児童の多さにはちょっと驚きました。いわゆる広汎性発達障害児といわれる子が昔に比べると全国的に激増しているようですが、長浜市も例外ではないようです。

先日の鹿児島での教育委員研修の際に、鹿児島大学の先生が「昔は洟垂れ小僧はいっぱいいたけど、アトピーの子なんか居なかった。皮膚に異常を与える物質が何かわからないけど、そういうものがあるとすれば脳に悪影響を及ぼす物質が存在しても不思議はない」と仰っていました。

いずれにせよ、そうした児童を排除することなく育てるのが教育の役割。とは言え、保護者にとって心配の種であるとともに、日中預かる先生方の精神的負担もかなり大きいようで、支援体制の充実とともに、医学的対症療法の向上、さらに発生要因の究明・予防も社会全体として取り組む必要があると感じます。

それにしても、両園の環境、設備の充実度にはびっくりしました。私の子どもは2人とも大通寺内にある大谷保育園でお世話になったのですが、狭い敷地の中でごじゃごじゃしていたのとは大違い。帰って妻にそのことを言いましたら、「あら、あのこじんまりとしてて家族みたいな感じだったところが良かったのよ」と返されました。

まあとにかく、百聞は一見に如かず。あと4園回れば、何となく現在の幼稚園事情が表面上だけかもしれませんが、見えてくるような気がいたします。

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