男の方が女より長生き?

テーマ:よもやま話
「米原万里の『愛の法則』」という本を読んでおりましたら、「メスは量を担いながら質を追求し、オスは量を追求しながら質を担う」と書かれておりました。「男はサンプル」とも。つまり男の方が女に比べて身長、体重、容姿等について個人差が大きく、種々雑多な人たちが居るってことですね。

このように、色々な種類のサンプルを作ることによって、どんなタイプの人間が環境適応能力が高く、種の保存に適しているかを測るわけですから、その意味で「オスは進化を先取りしている」とも言えると。

さて、人類はだんだん長寿化しておりますが、これも一種の進化と言うことができるとすれば、オスが進化を先取りしているのなら、男の方が女より長生きするはずなのですがそうはなっておりません。ところが、人間の一生を4つの期間に分けて、それぞれで男女の寿命を比べると説明がつくのだといいます。

1.誕生前: 男のほうが女よりも長期間お母さんのお腹の中に居るので 男>女

2.誕生~性的成熟: ご存知のように女のほうが成熟が早いので、 男>女

3.再生産(繁殖): 女は閉経とともに繁殖能力を失うが、男は事実上一生繁殖可能なので 男>女

4.老化~死: この期間は女だけのもので男にはない

つまり、1~4の期間を通算すれば女の寿命の方が長いように見えますが、男に4期はないので1~3の期間で比べると男の方が長寿というわけです。いかがでしょうか?

男は一生繁殖可能ということは、言い換えれば「繁殖能力を失うと同時に寿命も尽きる」ということですね。年甲斐もなくバ◯ア◯ラとかなんとかいったものを血眼になって買い求める方がいらっしゃるのも頷けようというものです。

さて、これで男性よりも女性が長寿であることは理解いただけたかと思いますが、そうなると第4期を生きる「女性」とは一体何ものなのか?そして何故かくも元気なのか?謎は深まるばかりであります。

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