心酔

テーマ:よもやま話
昨日、ZINEという手作り冊子について書いたのですが、そんな折、当店に次のような手書きのチラシが舞い込んでまいりました。
その名も「心酔」
この発行者は、かねなか酒店さん。先代はうちの父の従弟、つまり当代は私の又従弟に当たります。酒屋さんと言えば、油屋、薬屋、米屋とともに、昔は規制で守られておりましたが、自由化になって一気に小売の経営が難しくなっている業界です。

この辺りでも、ディスカウントストアでお酒を買う人が増えて、店売りが激減し、どの業界もそれは同じかもしれませんが、個性を発揮しないと生き残れない時代です。

同店は、「心酔」というこの「日本酒情報たより」からもわかるように、旨い日本酒の提案に力を注いでおり、W君が主宰している「ギャラリー八草」で「きき酒と地酒を愉しむ会」という講座を開いたり、新潟の銘酒「久保田」や「八海山」の特約販売を手がけたり、県内の「松の司」の紹介にも注力しています。

ところで、この字に見覚えありませんか?彼の書く文字は実に個性的、というか見る人を惹きつけるものを持っています。ですから、彼がお酒を納める飲食店さんから、メニュー書きを作ってほしいと依頼されることが多いのだそうです。メニューに彼の字を見つけた時には、「あ、ここは、かねなかさんが納めてるな」とすぐわかります。

第1号の「心酔」、「毎月発行というわけにはいかないと思いますが、2ヶ月に1回くらい、いや、記事があればそれにとらわれず発行してゆきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。」という挨拶のあと、こう続いています。

「世の中は、ブログやツイッターやフェイスブックといったデジタル社会ですが、『心酔』はアナログでいきたいと思います。」その意気やよし。皆さんも、この手作り「心酔」をお見かけになることがありましたら、手に取ってご一読いただけますと幸ZINEに存じます。

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