言ってみたい
テーマ:よもやま話
2009/08/21 09:06
「地蔵盆のため、じんとにっくは21日(金)から23日(日)まで臨時休刊とさせていただきます。24日(月)から通常通り更新します。」
いや~、一遍言うてみたかったんですわ、このセリフ。
「何で地蔵盆やで臨時休刊やねん?」
「休んだ分、通常月より購読料安うしてもらえるんやろな」
「あれ、地蔵盆って普通の新聞休刊やったっけ~?」
という類の文句も一遍言うてみたかったんやわ~、ねえ地元夕刊紙さん。
いや~、一遍言うてみたかったんですわ、このセリフ。
「何で地蔵盆やで臨時休刊やねん?」
「休んだ分、通常月より購読料安うしてもらえるんやろな」
「あれ、地蔵盆って普通の新聞休刊やったっけ~?」
という類の文句も一遍言うてみたかったんやわ~、ねえ地元夕刊紙さん。
(汗)
テーマ:言葉・漢字
2009/08/20 09:19
最近暑くなってきたせいでしょうか、皆さんのブログやコメントの文末に書かれた(汗)という文字が気になり出したのですが、これってどういう意味なんですか?
まさか率直に「暑い」ということでもなかろうし、文面からは「冷や汗が出そうな感じ」を表していると想像するのですが、最近の若者は勝手に新語を作りますから、ひょっとして「あせる」ってことなんか?とも思ったりいたします。
考えてみますと、冷や汗が出る状況と「あせり」は近いと言えば近いのですが、「あせる」は「汗る」ではなく「焦る」と書きますねぇ。逆に何で「焦る」と書くのか聞きたくなってしまいます。これって「焦げる(こげる)」っていう字でしょう?
「焦」は元々、鳥(隹)を下から火(灬)でチリチリとこがして焼くことを表す会意文字だそうです。従って「焦げる」方は納得が参ります。「焦点」などという言葉がありますが、虫眼鏡を通して日光を黒い紙に当てますと、焦点のところが熱くなって焦げて参ります。
そう言えば昔、「FOCUS(フォーカス)」という写真雑誌がございましたが、日本語に訳しますとまさに「焦点」となります。芸能人や政治家の醜聞を盗撮写真付で暴くという、いささか下品な雑誌でしたが、これの餌食になった人たちにとってみれば確かに「焦って目が点」であったに違いありません。
ところで「汗をかく」と申しますが、漢字では「掻く」と書くようです。「掻く」には色々な意味があるのですが、この場合は「体内にある汚いもの、好ましくないものを外に出す」という意味で、何と「恥をかく」「べそをかく」「いびきをかく」はすべてこの意味の「かく仲間」なんだそうでございます。
さていよいよ衆議院選挙突入となりましたが、政治家の皆さんには「恥」をかくような言動をせず、敗れて「べそ」をかかないよう、さわやかな「汗」をかいて正々堂々戦ってもらいたいものですね。
まさか率直に「暑い」ということでもなかろうし、文面からは「冷や汗が出そうな感じ」を表していると想像するのですが、最近の若者は勝手に新語を作りますから、ひょっとして「あせる」ってことなんか?とも思ったりいたします。
考えてみますと、冷や汗が出る状況と「あせり」は近いと言えば近いのですが、「あせる」は「汗る」ではなく「焦る」と書きますねぇ。逆に何で「焦る」と書くのか聞きたくなってしまいます。これって「焦げる(こげる)」っていう字でしょう?
「焦」は元々、鳥(隹)を下から火(灬)でチリチリとこがして焼くことを表す会意文字だそうです。従って「焦げる」方は納得が参ります。「焦点」などという言葉がありますが、虫眼鏡を通して日光を黒い紙に当てますと、焦点のところが熱くなって焦げて参ります。
そう言えば昔、「FOCUS(フォーカス)」という写真雑誌がございましたが、日本語に訳しますとまさに「焦点」となります。芸能人や政治家の醜聞を盗撮写真付で暴くという、いささか下品な雑誌でしたが、これの餌食になった人たちにとってみれば確かに「焦って目が点」であったに違いありません。
ところで「汗をかく」と申しますが、漢字では「掻く」と書くようです。「掻く」には色々な意味があるのですが、この場合は「体内にある汚いもの、好ましくないものを外に出す」という意味で、何と「恥をかく」「べそをかく」「いびきをかく」はすべてこの意味の「かく仲間」なんだそうでございます。
さていよいよ衆議院選挙突入となりましたが、政治家の皆さんには「恥」をかくような言動をせず、敗れて「べそ」をかかないよう、さわやかな「汗」をかいて正々堂々戦ってもらいたいものですね。
逆取材
テーマ:よもやま話
2009/08/19 09:25
昨日のひる前に請求書を届けに市役所へ参りまして、用事を済まして玄関を出ましたら、カメラを肩から掛けた女性に声を掛けられました。「ちょっといいですか?」
男性だったら、「急いでいますので!」と急いでなくても逃げるところだったのですが、女性ですとそういうわけにも参りませんで、「何ですか?」とお尋ねしますと、市役所の玄関前に立っている見慣れない物体を指差して、
「これを見ていらっしゃるところを撮らせていただきたいんですけれども」。どうやら、市役所が新たに設置した、現在の気候はどの程度熱中症になりやすいかを、警告、注意、などで表示する機械のようです。
「えっ!モデルってことですか?」「は、はい、まあ、そういうことです」
「モデルじゃなくてサクラです」が本音だったので、彼女もはっきりとした物言いができなかったのでありましょう。
さらに「あ、あの」と思い出したように、かばんから取り出し差し出された名刺を拝見しますと、C新聞の記者さんでありました。
「いや、新聞はまずいでしょう」と言いながら、体はこの熱中症注意板に向かい、早くも説明書きを読み始めている私。「もうちょっと近づいてください」「いや、近過ぎると字が読めませんので」とか何とか言いながら、被写体となって、パチパチパチ。
これで終わりかと思いましたら、「この注意板についてどう思いますか?」「そうですね。毎日市役所に来るわけではないので意味ないですね」、等々インタビューが始まりまして、最後に「差し支えなければお名前をお願いできませんか?」と言われまして、「いや差し支えがございます」と。「ではご職業だけでも」「え~、まあ自営みたいな」「具体的には?」「いやそれはちょっと」
ということで、「やっぱり他の方に頼まれたほうがいいですよ」と逃げるようにその場を去ろうと思ったんですが、せっかくなんでブログネタにしたろと思い直し、市役所玄関庇に取り付けられた「ミスト噴出機」を撮るフリをして、取材してくれた女性記者がちょこっと写るように撮影して帰って参りました。
つる植物沿いの管からミストが
さてさて、C新聞に私の雄姿(ではないな)が載るか、全くの別人が写っているか、はたまた記事にすらならないか、とっても楽しみです。
男性だったら、「急いでいますので!」と急いでなくても逃げるところだったのですが、女性ですとそういうわけにも参りませんで、「何ですか?」とお尋ねしますと、市役所の玄関前に立っている見慣れない物体を指差して、
「これを見ていらっしゃるところを撮らせていただきたいんですけれども」。どうやら、市役所が新たに設置した、現在の気候はどの程度熱中症になりやすいかを、警告、注意、などで表示する機械のようです。
「えっ!モデルってことですか?」「は、はい、まあ、そういうことです」
「モデルじゃなくてサクラです」が本音だったので、彼女もはっきりとした物言いができなかったのでありましょう。
さらに「あ、あの」と思い出したように、かばんから取り出し差し出された名刺を拝見しますと、C新聞の記者さんでありました。
「いや、新聞はまずいでしょう」と言いながら、体はこの熱中症注意板に向かい、早くも説明書きを読み始めている私。「もうちょっと近づいてください」「いや、近過ぎると字が読めませんので」とか何とか言いながら、被写体となって、パチパチパチ。
これで終わりかと思いましたら、「この注意板についてどう思いますか?」「そうですね。毎日市役所に来るわけではないので意味ないですね」、等々インタビューが始まりまして、最後に「差し支えなければお名前をお願いできませんか?」と言われまして、「いや差し支えがございます」と。「ではご職業だけでも」「え~、まあ自営みたいな」「具体的には?」「いやそれはちょっと」
ということで、「やっぱり他の方に頼まれたほうがいいですよ」と逃げるようにその場を去ろうと思ったんですが、せっかくなんでブログネタにしたろと思い直し、市役所玄関庇に取り付けられた「ミスト噴出機」を撮るフリをして、取材してくれた女性記者がちょこっと写るように撮影して帰って参りました。
つる植物沿いの管からミストが
さてさて、C新聞に私の雄姿(ではないな)が載るか、全くの別人が写っているか、はたまた記事にすらならないか、とっても楽しみです。
時速37.6kmの衝撃
テーマ:スポーツ
2009/08/18 09:08
昨日が「時速20kmのスリル」で、今日は「時速37.6kmの衝撃」の話でございます。何やいな、その位のスピードで走ってて、ついに電柱にでもぶつかったんかいな?とお思いでしょうか。そんな、なまっちょろいもんではありません。
そうです、私ではございません、この男の話ですがな。(えべっさんとネタがかぶりましたけど)
ウサイン・ボルトがベルリンで開催中の世界陸上100m決勝で、何と9.58秒の世界新記録。これまでの本人の記録が9.69秒(北京五輪)か何かでしたから、一気に0.11秒も縮めたということですね。
一体、これって時速何kmくらいなんやろ~?と思いまして、計算してみました結果が冒頭の「時速37.6kmの衝撃」であります。しかし、時速に換算してしまうと、「えっ!たったほんなもんなん?」と思いません?意外に大した事無いやん、と。
ちなみに、時速への換算ですが、話を単純にするために、仮に100mを10秒で走ると考えてみましょうね。時速ですから1時間に走れる距離を求めるわけですが、1時間は60分、1分は60秒ですから、1時間は3600秒。
10秒 で 100m ですから
3600秒 だと 36000m ですね。 つまり36km。 時速36kmということになります。
ということで、360÷(100mの記録)で簡単に時速が出ます。しかし、この調子で行きますと、100mを9秒というのも夢ではないかもしれません。この場合、時速は360÷9=40kmということになりますね。
ちなみに、私はかつて100mを12秒くらいでは走れたと思いますから、360÷12で、時速30kmということです。今日からは「時速30kmの男」と呼んで下さい。
(注)あくまでも100mを同スピードで走ることを前提とした計算です。実際にはボルトは最速時で時速45km位で走っているようです。
そうです、私ではございません、この男の話ですがな。(えべっさんとネタがかぶりましたけど)
ウサイン・ボルトがベルリンで開催中の世界陸上100m決勝で、何と9.58秒の世界新記録。これまでの本人の記録が9.69秒(北京五輪)か何かでしたから、一気に0.11秒も縮めたということですね。
一体、これって時速何kmくらいなんやろ~?と思いまして、計算してみました結果が冒頭の「時速37.6kmの衝撃」であります。しかし、時速に換算してしまうと、「えっ!たったほんなもんなん?」と思いません?意外に大した事無いやん、と。
ちなみに、時速への換算ですが、話を単純にするために、仮に100mを10秒で走ると考えてみましょうね。時速ですから1時間に走れる距離を求めるわけですが、1時間は60分、1分は60秒ですから、1時間は3600秒。
10秒 で 100m ですから
3600秒 だと 36000m ですね。 つまり36km。 時速36kmということになります。
ということで、360÷(100mの記録)で簡単に時速が出ます。しかし、この調子で行きますと、100mを9秒というのも夢ではないかもしれません。この場合、時速は360÷9=40kmということになりますね。
ちなみに、私はかつて100mを12秒くらいでは走れたと思いますから、360÷12で、時速30kmということです。今日からは「時速30kmの男」と呼んで下さい。
(注)あくまでも100mを同スピードで走ることを前提とした計算です。実際にはボルトは最速時で時速45km位で走っているようです。
時速20kmのスリル
テーマ:よもやま話
2009/08/17 09:09
先日のOWL広場さんのブログで、当社のローリーが背後から激写されまして、結構イジられてしまったのみならず、私の運転技術についても暴露されかけてるではありませんか!
あ~、思い出したくもない苦悩の日々。あれは確か大学2年の時だったでしょうか。私は大学は東京だったのですが、滋賀県出身者のための県人寮、「湖国寮」に在籍しておりました。最寄の駅は三鷹で、ちょうど大学との中間くらいにある自動車学校に通うことにいたしました。
まあ、車の運転くらい何とかなるやろ、と最初は高を括っておりました。最初に言っておきますが、言い訳をするわけではありません。と言いつつ言い訳なんですが、第1段階の担当教官が完璧な東北弁のおっちゃんでした。なぜに東京にこんな人が??というモロ訛です。
「ハンドルをちって、ちって~」て何?「ハンドルを切って」のことだそうです。「ちってって言ったら、ちらねえといかんべ」という調子です。おまけに「肩に力さ入って」いたらしく、全く思うように操縦ができませんでした。私ね~、第1段階3時間オーバーですよ、3時間オーバー。
しかも第2段階、第3段階と進んでも、状況変わりなし。いずれも3時間オーバーで、仮免前に既に9時間オーバー。正直申し上げて、縦列駐車は最後まで習得できなかった気がします。さら~に、仮免実技で1回落ちまして、何とか路上へ。まあこの頃になると多少は余裕が出て参ります。もうこの後は流れや、と...。
そして運命の卒検。卒検で落ちる奴なんて聞いたことがありません。まあ何とかやり過ごしてきてもうすぐ終点というところの交差点。右折しようと思った瞬間、バイクが猛スピードでやって参りまして、教官が急ブレーキを!「万事休す」でございます。
結局、20時間近くオーバーしたのでしょうか。教習手帳はスタンプで埋まりそうでしたわ。免許を取って直後に実家に帰れば車に乗りますわなぁ、とりあえず。確か、ミニ同窓会かなんかあって、無謀にも女子を2~3人車で送って行った時に、トンネル内を徐行しておりまして、気がついたらズズズと胴体をガードレールに擦っておりました。
「時速20kmでスリルが味わえる」 以来これが私の運転の代名詞となりました。
あ~、思い出したくもない苦悩の日々。あれは確か大学2年の時だったでしょうか。私は大学は東京だったのですが、滋賀県出身者のための県人寮、「湖国寮」に在籍しておりました。最寄の駅は三鷹で、ちょうど大学との中間くらいにある自動車学校に通うことにいたしました。
まあ、車の運転くらい何とかなるやろ、と最初は高を括っておりました。最初に言っておきますが、言い訳をするわけではありません。と言いつつ言い訳なんですが、第1段階の担当教官が完璧な東北弁のおっちゃんでした。なぜに東京にこんな人が??というモロ訛です。
「ハンドルをちって、ちって~」て何?「ハンドルを切って」のことだそうです。「ちってって言ったら、ちらねえといかんべ」という調子です。おまけに「肩に力さ入って」いたらしく、全く思うように操縦ができませんでした。私ね~、第1段階3時間オーバーですよ、3時間オーバー。
しかも第2段階、第3段階と進んでも、状況変わりなし。いずれも3時間オーバーで、仮免前に既に9時間オーバー。正直申し上げて、縦列駐車は最後まで習得できなかった気がします。さら~に、仮免実技で1回落ちまして、何とか路上へ。まあこの頃になると多少は余裕が出て参ります。もうこの後は流れや、と...。
そして運命の卒検。卒検で落ちる奴なんて聞いたことがありません。まあ何とかやり過ごしてきてもうすぐ終点というところの交差点。右折しようと思った瞬間、バイクが猛スピードでやって参りまして、教官が急ブレーキを!「万事休す」でございます。
結局、20時間近くオーバーしたのでしょうか。教習手帳はスタンプで埋まりそうでしたわ。免許を取って直後に実家に帰れば車に乗りますわなぁ、とりあえず。確か、ミニ同窓会かなんかあって、無謀にも女子を2~3人車で送って行った時に、トンネル内を徐行しておりまして、気がついたらズズズと胴体をガードレールに擦っておりました。
「時速20kmでスリルが味わえる」 以来これが私の運転の代名詞となりました。