滋賀県惨敗?

テーマ:政治
国民の審判が下りまして、ほぼ前評判どおりの結果となりました衆議院選挙。言うまでもなく、民主党圧勝、自民党惨敗でございます。

一方で、当選議員数で考えますと、滋賀県は前回選挙の8人から4人へと半減し、惨敗であります。議員の数なんか関係ねえじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、小選挙区で敗れて比例復活した議員さんは、近畿ブロックの比例議員さんとして当選するわけですが、実際は地元の選挙区のために汗を流します。

今回、湖北から立候補された議員さんも、前回の選挙で比例復活されましたが、地元のために奔走されておられましたし、他の選挙区でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。

ちなみに、総議員数を同じ近畿ブロックの中で見てみますと、京都が6選挙区で9人(前回11人)、大阪が19選挙区で22人(前回25人)、兵庫が12選挙区で13人(前回16人)、と議席を減らしたのに対し、奈良が4選挙区で6人(前回5人)、和歌山が3選挙区で5人(前回3人)と議席を伸ばしております。

滋賀県はたった4つの選挙区に8人もの議員さんが、しかも自民4、民主4とバランスよくいらっしゃったのに、今回は4人(しかも全員民主)と半減してしまい、おそらく全国1の惨敗県かと思われます。

こうして見ると、自民党が強い県は議席を伸ばし、滋賀県のように民主党が強い県は議席を減らしたということが言えそうです。さらに今回の場合は、民主の圧勝ですから地元に根ざさない比例単独の小沢チルドレンたちが、いっぱい当選したということです。

結局、今の選挙制度というのは、前回の郵政選挙しかり、片方が圧勝すると、地元に根ざした議員が議席を失い、わけのわからない比例候補に議席を与えるという構図なのでありましょうか。

まあ、流れから行って民主党への政権交代はやむを得ないところだとは思いますが、振り子の振れ過ぎが気になるところです。湖北からまた代議士がいなくなったこと、長浜出身の上野君も落選したこと、ちょっと残念ですね。

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