大鍋の味

テーマ:よもやま話
ゆうこりんさんのブログで、木之本地蔵の施餓鬼の賄いで90人分の料理を作る、というようなことが書かれておりました。そして、カンさんが「しかしたくさんつくる料理はなぜおいしいんでしょうかぁ?」とコメントされておりました。

私も、このことは実は前から不思議に思っておりました。今年の1月にぱんやさんが「十日戎のまかない」という題で書かれておりましたように、あそこで大人数分作られる味噌汁はまさに絶品で、いつも何故こんなにうまいのだろうと考えてしまいます。

科学的に解明した文献にもまだ遭遇しておりませんので、ネットで検索してみましたら、Yahooの知恵袋に同じような疑問を出す人がおりまして、回答として次のようなことが書かれておりました。

1.使用する野菜や材料から自然のうまみが出て、相乗効果を起こして味が増す。

これは、何となく、そう言われればそうだろうな、という感じです。そして、次に書かれていた理由が、

2.量が少ないとどうしても鍋の地肌に当たる部分が増え、火のあたりでうまみを壊してしまう。じっくりと煮込むというのが物理的に難しい。

なるほど、ちょっと科学的で新鮮な回答ですよね。鍋の地肌に当るとうまみが壊れるんだそうです。ほ~でっか~。

でも、やっぱり大人数分を作る人たちの汗の結晶が、愛情となって丁度いい塩梅の味を醸し出していると思いたいですね。湖北のこうした風習、お前がやれと言われたら、「う~ん」と唸ってしまいますけど、残していって欲しいものですね。

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