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同じ直人でも

テーマ:政治
昨日の毎日新聞の「岩見隆夫のコラム」に、最近ネット上で伝播している「伊達直人と菅直人」、つまり同じ直人でもこうも違うという比較をした例がいくつかピックアップして掲載されておりました。

(伊達直人)                (菅直人)
子どもにランドセルを背負わせる    子どもに借金を背負わせる
思いやり                  思いつき
プレゼントを持参する           プレゼンを自賛する
イロイロする                イライラする
無言で立ち去る              多言で居直る
正体を語らない              詳細を語れない
全国に現れる               全国で笑われる
名を出さず行動              口だけ出して行動しない

さらに、自民党の石破政調会長も自分のブログで取り上げており、岩見さんのコラムには挙げられておりませんでしたが、石破さんのお気に入りは、

必殺技を決めるのが伊達直人
「俺に決めさせるな」が菅直人  

施設にランドセルを贈るのが伊達直人
中国にランド・セールするのが菅直人  

仮面をかぶって戦うのが伊達直人
仮免で国を動かすのが菅直人

の3つだそうです。他にも

勝っても殊勝の伊達直人
勝手な首相の菅直人

タイガーになる伊達直人
タイガイにしろ菅直人   

とかあるかもね。あきませんね、こんな退廃的なこと言うてたら。
ニッポンどうなる?


(追記)
これ書いてたら、以前メイさんの別のブログで教わった「ミメロギア」を思い出しましたわ。あっちの方が高尚ですけどね。

大河村ドラマだがや

テーマ:政治
ご無礼しとりました。名古屋の河村たかしだがや~。前回選挙の後ご挨拶させてもらって、早や~もんでもう2年近く。

まあ、おかげさんでね、また市長やらせてもらえることになって、こりゃ~長浜の皆さんにご挨拶せんといかんでしょぉ、これ常識だもんでね。

わざわざいらしたのきゃって?まあねえ、そうしたい気持ちはやまやまなんだけどねぇ。名古屋から近きゃぁいうても、ちいとあるもんでねぇ。

まあ、しかしねぇ、長浜の皆さんに10%減税見とってちょ、って言った手前、これねえ、まあ色んなこと言われもしたけど、ヒットラー?何言うとんの。まちっとましな例え考えつきゃせんのかって。これ庶民感覚あったら、そんな言葉出てくるわけにゃ~よ。そうでしょぉ~。

それにしても、長浜はまた博覧会やっとるらしいけど、今度は何ぃ?お江?いつまでも戦国時代続けとったら、これねえ、日本に民主主義がいつまで経っても根付かんでかんよ。

仙谷時代は終わった?また、そんなくだらにゃあギャグ言っとらんで、尾張から始まる「大河村ドラマ」、楽しみにしとってちょ。

暴力装置

テーマ:政治
国の中で、暴徒が暴れたり、サリン事件を起こすオウム真理教のような組織が現われた時、または反社会的勢力が武器をもって革命を企てたりした場合、国家は警察や軍隊などの組織を用いて、秩序の維持に努めますよね。

マックス・ウェーバーという著名な社会学者がおりましたが、彼は「職業としての政治」という著書の中で、国家が権力を維持するうえでの必須の手段として、この警察や軍隊などの物理的強制力を「暴力装置」と称しています。

国会で仙谷官房長官が「『暴力装置』である自衛隊は特段の政治的中立性を確保されなければならない」と言った発言が問題視され、仙谷氏は法律用語としては不適切な表現だったとして撤回、謝罪し「暴力装置」を「実力組織」と訂正いたしました。

先のマックスウェーバーの定義からすれば、自衛隊は治安を維持する組織でもありますから、当然「暴力装置」ですよね。そして、暴力装置なくして秩序を維持する事はできないが、それが個人の権利や自由を侵害しないように、議会が予算や法律で統制する。これがシビリアン・コントロールです。

さて、一方でソ連で社会主義革命を成し遂げたレーニンは、これらの組織が「革命を妨げる機構」という意味で「暴力装置」という言葉を使っているようです。

社会主義が実質的に崩壊した今、かつての左翼、右翼という考えに拘泥するのはあまり現実的ではないとは思うのですが、仙谷さんはかつてバリバリの左翼だったわけで、彼のそういう経歴を批判する人たちは、仙谷発言の裏にはレーニンが使った意味が隠されていると批判しているわけです(実際そうかもしれません)。

防衛相や農水省を歴任した自民党の石破茂政調会長は、政情や政策を非常にわかりやすい言葉で説明してくれるという意味でも非常に有能な政治家だと思いますが、彼自身も昨年3月に「警察と軍隊という『暴力装置』を合法的に所有するというのが国家の一つの定義である」と朝日新聞のシンポジウムで発言しているそうです。

昨日の日経新聞「寸言」によると前原外相は「昔よく共産党系の本も読まれていたんだろう。その中にあったやに聞いた。あくまで本音ではなく、言葉が誤まって出たと認識している」と擁護(?)したそうです。

仙谷氏の真意はどこにあったのか不明ですが、石破さんなら「マックスウェーバーは政治的に中立であるし、仙谷発言の前後の文脈からして決して誤用とは言えない。しかし、国民になじみがなく誤解を与えやすい用語を使ったことは、必ずしも適切とは言えなかった」くらいの擁護はしてくれそうな気がするけど....。

柳腰答弁

テーマ:政治
いや~、びっくりいたしました。以前から国会答弁で「こいつまともに答える気ないんちゃうん?」とずっと不審に思っていたのですが、確信犯だったとは。

大臣何ですか、それは?

一つは、「個別の事案についてはお答えを差し控えます」
そして
これがホントの「柳腰答弁」とまで言いかねないお調子もんですな、こいつは。

さて、全く話は変わりまして、NHKの「週刊こどもニュース」が来月19日をもって放送終了なんだそうです。と言うか、池上さんがやめた後も続いているとは実は知らなかったのですが....。

終了の理由は、「こどもニュースと言いながら、実際には子どもではなく高齢者ばかりが見ていた」ということらしいですが、一体それのどこが悪いのでしょうか?

高齢者のみならず、普段のニュースではわけのわからんことが、これを見ると「なるほどな~」と納得できるというのが視聴者の偽らざる意見でしょう。現在民放で流れている池上番組はすべて題名を変えた「こどもニュース」ではないでしょうか?

来年からは視聴者をこどもだけに限定しない「ニュース 深読み」として再スタートするそうですが、その読みは果たして当たりますやら?

さて本題に戻りまして、柳田法相は多分クビでしょうが、それ以外の閣僚の皆様には「柳腰答弁」ではなく、「こどもニュース」の視聴者に語りかけるようなわかりやすい「こども答弁」をお願いしたいものです。

龍馬と少子化問題 

テーマ:政治
本日、11月15日は坂本龍馬の誕生日であり、命日なんだそうです。生まれた日に死ぬ。狙ってできることではありませんね。暗殺する側もまさか狙っていたわけではありますまいろ。

さて、今年は大河ドラマ「龍馬伝」の影響か、龍馬ブームでしたが、私は龍馬初心者。ゆえに「はじめての坂本龍馬」(齋藤孝/ちくまプリマー新書)なる本を読んでみることにいたしました。

本の中身についてくどくど書くつもりはないんですが、著者の齋藤氏は、龍馬の特長の中で際立っているものは「先見力」だと言い、「先見力」とは色々な選択肢の中で「間違いのないひとつを選び出す」ことだと書いています。

今の日本の状況を考えると「先見力」が要求される課題が山積ですが、齋藤氏は、もし今の時代に龍馬が生きていたら「これからは少子化対策だよ」と言いそうな気がしてならない、とここで龍馬の姿を借りて持論を述べています。

東京電力の勝俣会長との対談でそう感じたらしく、勝俣氏は「すべての問題の根幹は少子化だ」と言い、「子どもが増えれば、消費が拡大するし、年金問題も解決できるし、日本の活力も増す。あらゆる問題がその一点に集約されているのだから、そこに絞って対策を打てばいい」とおっしゃったということです。

齋藤氏も、自らは「教育は中身が大切」だとずっと思ってきたが、それを論ずる前に子どもがいなければどうしようもない、と気づいたと書いています。確かに少子化問題は自国民で解決できないとしたら、前市長さんが主張する移民政策を推進しない限り、日本の未来はないかもしれませんね。

昨日のたかじんのどうでも委員会でも、少子化問題が話題になっておりましたが、ゲスト各氏が根本的解決策を答えあぐねる中で、芥川賞を受賞した中国人女性が「危機的状況に陥ったら、人間ってものは本能的に子孫を設けようとするものだ」と言っておりました。日本は今それだけ平和ってことなんでしょうかね。

それはともかく、まだ結婚しておられない若い皆様方、「先見力」を持って「色々な選択肢の中で間違いのない一人を選び出す」のも大切なことかもしれませんが、「子どもを持つ」ということは間違いなく人間として最高の喜びの一つだと思いますよ。


しろがねも くがねも玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも
                           -山上憶良
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