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防火保安表彰

テーマ:石油
昨日、大津のピアザ淡海で「防火意識高揚推進大会」なるものがございまして、その場で防火保安に関する滋賀県下の功労者ならびに優良事業所の表彰がありまして、何と当社が事業所表彰を受けることに。

お話をいただいた時は数多受賞される事業所の中の一つであろうと思っていたのですが、いざ行ってみてびっくり。事業所は滋賀県下で15ヶ所、長浜市防火保安協会管轄では当社だけという名誉。もっとも私自身ではなく、現場で日々防火保安に努めてくれている従業員に対する勲章なんですけど。

ともあれ従業員と、当社を推挙して下さった関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。でね、代表者だけが表彰状を授与されるのかと思っていましたら、個人18名、事業所15ヶ所全員が一人ひとり賞状もらいに行きますのよ。おかげでそれだけで1時間くらいかかったのではないでしょうか。

正面向かって右側に待機して、そこから中央に向かっていくわけですが、向かって左側の席が主催者、中央が演台と授与者、そして右側の席にご来賓。それぞれに礼をするわけなんですが、このお辞儀の順番が各人千差万別で面白い。

向かって右側から中央へ歩んでいくわけですから、まず左側の主催者席へ礼をするのが身体的には自然で、実際そうする方が一番多かったですね。だけど、主催者よりご来賓の方にまずお辞儀すべきではなどと考えていたのですが、何と個人表彰を受けられた中に前代議士で文科副大臣を務められた奥村展三さんが。

さて、どうされるか注目しておりましたら、背筋も指先もピンと伸ばし、まず来賓席へ礼、そして主催者席、最後に中央に礼、受賞後も同じ順番で礼をなさって元の場所へ。おそらく皆さん迷っていらっしゃったんだと思います。後続の3名くらいは奥村方式を踏襲されました。
そら、ご来賓が先でしょ
その後、そんなことは気にもしてなかったのか、あるいは奥村方式に反発したのか、左からあるいは中央からとバラバラの作法に戻っていきました。私ですか?ミーハーなんで一番格好良く見えた奥村展三さんの模倣をいたしましたがな。

けどね、あれお辞儀を受ける側からすると、むしろ省略して下さった方がありがたいんですよね。皆さん律儀にこちらの目を見て丁寧に会釈して下さいましたけど、今日あたり首が痛くてモーラステープのお世話になっていらっしゃるのではないでしょうか、って何ちゅう脱線記事や、これ。

刈り上げ令

テーマ:石油
さて、昨日の続きです。実は、研修中は毎日日誌をつけることが義務づけられておりまして、それに対して人事部の担当者の方々が毎日コメントを下さるわけです。その日誌が残っておりますが、今のブログのタッチとあんまり変わりませんな。

では、その1ページ目、3月31日(木)の日誌を見てみましょう。

「今日から待ちに待った(?)研修が始まりました。明日の入社式を終えれば、晴れて日石マン。普通ならば何事もなく平穏無事に済むはずだった初日から、いきなり『刈り上げ令』を全く無視したような頭で登場してしまいました。」

そうなんです。何と当時は入社式に「刈り上げ頭」で臨むべし、という命が下されていたのです。実際、一人ひとり髪の毛をチェックされ、不適格となった者は近くの散髪屋に直行させられたのです。私は半信半疑だったので、全く無視して普通の長さで臨んだのです。日誌は続きます。

「散髪屋のおじさんは、『今年はおとなしそうな人が多いね』と言いつつも私の頭を見て、『君は勇気があるというか、何と言うか根性あるねぇ」とおっしゃいました。しかし、いざ髪を切る段になると、『あ、やべぇ、この子は襟足が短くて、刈り上げなんかできねえぞ』と。

奥さんの方も『やだ!!かわいそう。こういう刈り上げの全然似合わない人っているのよね」と、こっちが恐縮してしまうような情け深いお言葉をかけて下さいました。私の隣の椅子には、刈り上げのとっても似合うG君が『もっと短くやっちゃって下さいよ』とうらやましくなるような言葉をはいていました。

散髪屋さんは、私のために超高等技術(本人曰く)を弄して、他の人の2倍の時間をかけて見事な頭をつくって下さいました。そして最後に『これでダメって言われたら、もう一度おいで。ただでやってやるから』とおっしゃいました。」

結局、2千円を払って帰り、幸いもう一度戻って来ることはありませんでしたが、翌日の日誌を見ると、なれない頭でつい寝ぐせがつき、ひとり滝のような頭で入社式に出た、と記されています。30年前の甘酸っぱい思い出です。

30周年

テーマ:石油
長浜城歴史博物館が今年で開館30周年だそうです。ちなみに、長浜図書館もね。30年前といえば、1983年(昭和58年)。私が大学を卒業し就職した年です。つまり、私も社会人30周年を迎えたわけです。

ちょうど今月の日経新聞「私の履歴書」は、JXホールディングスの相談役で経団連副会長の渡文明さんが執筆されておりますが、私の社会人生活は、このJXの前身である日本石油で始まりました。

私の履歴書って、結局成功者の自慢話で、知らない人にとってはちっとも面白くない場合があるのですが、今回は自分が知ってる方や元上司の名前などが次々と出てきたりで、懐かしさに浸りながら毎日楽しく拝読しています。

さて、入社してすぐに配属とはならず、湘南の鵠沼海岸の会社施設で3週間ほど新入社員研修を受けたんです。同期は30名余りと少なかったので顔と名前はもちろん一致しますし、いわば戦友みたいなもの。途中で会社を辞めた者は私を含めて3人くらいしかいないんじゃないでしょうか。かなり居心地のいい会社です。

毎朝、江ノ島まで砂浜の海岸を隊列を組んでランニング。「1、ソーレ、2、ソーレ、3、ソーレ、イチニサンシ」とか何とか軍隊調の掛け声を掛けながら。今ではこの研修施設も無いようですが、今時は早朝ランニングも無いんかな。

今時でないと言えば、4月1日の入社式の前日、当所へ召集させられた我々はあらかじめ、「必ず〇〇〇〇して来るように」という命令を受けていたのです。さて、その命令とは...?

(明日に続く)

ガソリンスタンドが消える

テーマ:石油
「おい、えらいこっちゃ、『ガソリンスタンドが消える』、てテレビで言うてやあるで」と母が血相を変えて言いに来ましたので、「いや、それが社会の流れですやろ」と冷めた回答をしたものの、どれどれとテレビの元に参りますと、相変わらず知性的でお美しい国谷裕子さんの「クローズアップ現代」ですやん。

さて、最近テレビ等でガソリンスタンドの「2月危機」なる言葉を耳にされたことがあろうかと思います。何だかいきなり湧いて来たことのように思われるでしょうが、既に2年前の消防法改正からこの事態は想定されていたのです。実は冒頭の話も2年前の2/10の番組を見てのこと。

かつて全国には6万ヶ所のスタンドがあったのですが、これが2/3となり現在4万ヶ所。さらに2万ヶ所に半減するだろうと予測されています。要因は、自動車保有台数の頭打ちと低燃費化、さらにハイブリッド車、電気自動車の一層の普及が予想されること。

さて、この番組の解説によりますと、ガソリン業界はセルフの進出等で販売減、価格競争に見舞われ、赤字が常態化。さらにガソリンスタンドは今から40~45年前即ち1970年代前半に極めて大量に建設されており、これらのスタンドの地下タンクは老朽化による油漏れのリスクが高くなっている。

従って、タンクの入替え、あるいは最低限内部ライニング塗装等の必要が生じるわけだが、費用が莫大で回収の見込みもない投資に耐えられる中小の業者は少なく、赤字、高齢化、後継者不在の中、これを機会に廃業する業者が後を絶たないというわけです。

過疎地でスタンドが廃業したところでは、住民が共同出資してこのスタンドを買い取り、自分達で経営するとともに、郵便局やスーパーなども併設し、暮らしの拠点に変身させたという成功例も紹介されておりました。

先般、地元の近江毎夕新聞でもこの件が取り上げられておりました。「スタンド廃業は長浜では1件で2月危機は湖北では顕在化せず?」というものでありましたが、ここ20年でのスタンドの減少は凄まじいものがあります。

旧長浜市(びわ町、浅井町除く)に限って申しましても、私が長浜に帰ってきた平成4年には20ほどの業者があって30軒程度のスタンドがあったのですが、現在は9業者の17軒。特にひどいのが旧8号線沿い。かつて7軒あったものが1軒だけとなりました。

コンビニの数だけなくなるスタンドか






堺筋本町給油所1号店

テーマ:石油
昨日の日経新聞消費欄に「堺筋本町給油所1号店」の記事が掲載されておりました。

「大阪のビジネス街の一角。看板には『レギュラー300円』の文字が踊る」とあります。げ!300円、なんちゅう高いん!と思うなかれ。

何せ、ここはガソリンスタンドではないらしい。何と「日本で初めて給油機から生ビールが出るお店」なんだとか。同店の業態は「ガソリンスタンド居酒屋」で、従業員も注文を受けると「レギュラー1丁にハイオク1丁」と声を張り上げるそうだ。

ほんでね、「ハイオク」はアサヒスーパードライ生(380円)、「レギュラー」は第3のビールのアサヒクリア(300円)、「軽油」はチューハイ(300円)を指すらしい。で、基本的に店員が注ぐが、希望すれば「セルフ給油」もできるのだとか。値段安なりますんやろか?

店内は立ち飲み席もあって、ドラム缶がずらりと並んでいたりする。飲み過ぎて粗相した人は店内で洗車、とかいうサービスも有ったりして。


このコンセプトを思いついたのは同店を運営する「阪神食品」の檜屋社長。酒を飲みに行く時の「ガソリンを入れに行く」という言い回しがヒントになったそうです。

大阪勤務に変わったくんさん、いっぺんガソリン入れに行ってみて。
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