高月小の大地球儀
テーマ:まちづくり
2013/02/14 09:40
先日学校訪問した高月小学校。ここはヤンマーの創始者、山岡孫吉氏の故郷でもあることから、氏の功績を道徳教材として取り上げ、子どもたちの郷土愛を育む取り組みがなされようとしていました。
その話をされた時に校長先生が、「実は今日は『大地球儀』についても、是非お話を聞いていただきたいんです」とおっしゃいます。大地球儀?何それ?ですよね。
実は、昭和28年、つまり今から60年前に、ヨーロッパ視察中の山岡孫吉氏から「帰国したら子どもたちに欧州諸国のお話をするから大きな地球儀を用意しておくように」と5万円が送られてきたそうです。世界の広さと距離感について実感を伴った理解をさせるため、という氏の思い入れだったようです。
さて、制作を求められた学校側は、教員一致団結し、廊下幅から割り出した直径2.4mの球形の骨組み、心棒、地図書きなど、業者の協力も得ながら夜を徹して作成したそうです。
(高月小HPより)
この地球儀、平成3年度まで使用されていた旧高月小校舎3階に保管されており、経年劣化により保存状態は良くないものの、その存在感は見るものを圧倒し何より山岡孫吉氏や当時の教師の子どもや郷土に対する熱い思いが込められた宝物だと、校長先生はおっしゃるのです。
「これを私は是非、今の校舎に移し、この学校のシンボルとして玄関入口横の空間に設置したいんです」と。そして「もう一つ旧校舎には、同じく山岡氏から寄贈されたYAMAHAのオルガンがあり、これも修理して卒業式などの伴奏に使えるようにしたいんです」と。
大地球儀もオルガンも現在は「ゴミ扱い」になっているそうですが、この春に平方町にオープンする「ヤンマーミュージアム」に展示してはどうなんだろう、と単純に思いまして質問いたしましたところ、「いや、実はそういうことも同社に打診したのですが、いったん寄贈したものを戻していただくわけにはいかないんですと言われまして」と。
は~、そういうもんなんですかねぇ。ま、いずれにしても、高月小のOBだった人たちもこの地球儀のことは覚えている人が沢山お見えとのことですし、寄付なども募りながら、是非実現できるといいなと心から思います。
その話をされた時に校長先生が、「実は今日は『大地球儀』についても、是非お話を聞いていただきたいんです」とおっしゃいます。大地球儀?何それ?ですよね。
実は、昭和28年、つまり今から60年前に、ヨーロッパ視察中の山岡孫吉氏から「帰国したら子どもたちに欧州諸国のお話をするから大きな地球儀を用意しておくように」と5万円が送られてきたそうです。世界の広さと距離感について実感を伴った理解をさせるため、という氏の思い入れだったようです。
さて、制作を求められた学校側は、教員一致団結し、廊下幅から割り出した直径2.4mの球形の骨組み、心棒、地図書きなど、業者の協力も得ながら夜を徹して作成したそうです。
(高月小HPより)
この地球儀、平成3年度まで使用されていた旧高月小校舎3階に保管されており、経年劣化により保存状態は良くないものの、その存在感は見るものを圧倒し何より山岡孫吉氏や当時の教師の子どもや郷土に対する熱い思いが込められた宝物だと、校長先生はおっしゃるのです。
「これを私は是非、今の校舎に移し、この学校のシンボルとして玄関入口横の空間に設置したいんです」と。そして「もう一つ旧校舎には、同じく山岡氏から寄贈されたYAMAHAのオルガンがあり、これも修理して卒業式などの伴奏に使えるようにしたいんです」と。
大地球儀もオルガンも現在は「ゴミ扱い」になっているそうですが、この春に平方町にオープンする「ヤンマーミュージアム」に展示してはどうなんだろう、と単純に思いまして質問いたしましたところ、「いや、実はそういうことも同社に打診したのですが、いったん寄贈したものを戻していただくわけにはいかないんですと言われまして」と。
は~、そういうもんなんですかねぇ。ま、いずれにしても、高月小のOBだった人たちもこの地球儀のことは覚えている人が沢山お見えとのことですし、寄付なども募りながら、是非実現できるといいなと心から思います。