長信の健全経営

テーマ:保険・金融
昨日は長信さんの臨時総代会および懇談会に出席して参りました。平成22年度上半期の(4~9月)事業概要報告がなされたのですが、ご安心下さい、我らが長浜信用金庫は自己資本比率27%を保持し、全国の信用金庫中6位、近畿では最も健全性の高い磐石経営を維持されております。

ちなみにこの自己資本比率と申しますのは、出資金や利益積立金などまあ一口に言って返さんでもええ自分のお金で、返って来んかもしれん資産(貸したお金とか株とか債券とか)を危険度に応じて金額化したもの、をどれくらいカバーできるかという割合です。

これが、国内だけの業務をするんであれば4%あればいいんですが、国際業務をしょうと思うと8%ないとあかんわけです。長信さんはね、これが27%あるっちゅうわけです。つまり国内基準の7倍も安全なわけです。石橋叩いても渡らんほど堅いわけです。

懇親会の席で某職員さんに「健全なのは十分すぎるほどわかりましたけど、一体何%まで行ったら満足してよろしいんやろ?」と尋ねましたら、指3本立ててウインクされましたんで、多分30%ということなんでしょうね。

それから、今回の臨時総代会の決議事項として、財務省近畿財務局のOBの方が長信史上初(?)の外部理事として就任されることが満場一致で決まりました。「天下りちゃうん?」という声が懇親会の席で飛び交っておりましたが、財務の専門家を迎える事でより一層健全な資金運用を期待してのことなのでしょう。

さて、長信さんの経営理念の第1には「健全経営」が掲げられており、これに邁進されておられますことは言うまでもなく、第2の「地域貢献」も様々な分野で達成されており、長浜の市民イベント等を支える絶大な力になっていることは強調しすぎてもし過ぎることはないでありましょう。

そして第3番目の「職員の資質向上と繁栄」。これについては我々が知る範囲の事柄ではありませんが、ここまで利益を出しておられるのであれば、例えば留学、大学院などを通じてより高度なファイナンス知識とテクニックの習得をさせるとか、それを応用した実験運用など一層の収益性向上のため、人の投資にもう少し使って下さってはどうかという気がいたします。

その場で挙手して意見を申し上げるほどの甲斐性も勇気もございません。あるいは既に十分に実施されていることなのかもしれません。一総代の分際で真に僭越ではありますが感想を申し上げる次第でございます。



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