マジソンな時代

テーマ:よもやま話
先日、中学校時代の英語の教科書の話をちょっといたしましたら、結構同世代の方々が食いついて来られまして、中でも昔の記憶力の王者「ニルモンさん」が、その教科書に出てきた舞台がアメリカのウィスコンシン州マディソンだったと、実にマニアックなコメントを。

マディソンと言えば、割と新しいところでは「マディソン郡の橋」などという題名の映画とかありましたけど、私たちの世代といたしましては、やはり「マディソン」というより「マジソン」と発音したいものです。

「マジソンスクエアガーデン」。今でこそ、アメリカのプロバスケットボールやアイスホッケーのゲームが行なわれたり、コンサートなどが行なわれるエンターテインメント会場だということは知っているのですが、何と言っても「格闘技の殿堂」として、プロレス中継の中でよくこの固有名詞が出てきたことを思い出します。

そして、さらに遡ると
これマジソンバッグ
年行きの皆さん、これ持ってませんでした?「MADISON SQUARE GARDEN」と書かれた紺色のバッグ。何か、マジソンスクエアガーデンが何なのかもよくわからないまま、あたかもこのバッグ以外の物を持っていたら恥ずかしい、あるいは馬鹿にされるんじゃないかと不安になるほど流行ったような気がします。

今、調べてみますと、これって「マジソンスクエアガーデン」の登録商標でも何でもなくて、日本のエース産業の製品で、1968年から1978年の10年間で2000万個も売れたんだそうです。

流行ったといえばもう一つ。「リーガル」のスニーカー。

これまた、猫も杓子も履いていたような気がします。そして当然のことながら現われるまがい物。イニシャルが「R」ではなくて、「A」だったり(エーガル)、「K」(ケーガル)だったり。中には同じ「R」なんだけれど、後ろの表示が「REGAL」ではなく「ROYAL」などという、今の中国で出回っているようなニセモノもありました。

あるものが流行ると、国民がみんなそれに流される。まじ、そんな時代もありました。

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