兼好診断(7) 賛灸

テーマ:よもやま話
随分久しぶりの「兼好診断」であります。「兼好診断(1) 足三里」でも書きましたように、兼好先生はお灸の愛好家だったようです。

徒然草  第百四十七段

灸治(きうぢ)、あまた所(どころ)に成りぬれば、神事にけがれありといふ事、近く人の言い出せるなり。格式(きゃくしき)等にも見えずとぞ。

現代語に訳しますと、「灸の痕が体中にあるのは穢らわしいので、神に仕える行事を遠慮しなくてはならない、というような事を最近誰かが言ってるけど、そんなことは六法全書や役所の諸規定のどこを見ても書いとらんぞ。」 とでもなりましょうか。

そんな戒めごとを言い出すほど灸が流行っていたのでしょうか。あるいは、そんな出鱈目を言っても、わしは灸をやめんよ、というほど兼好法師は灸が好きだったのでしょうか。

さて、先日の地芝居サミットで全国からの参加者に土産品をお配りいたしました。参加者負担金の一部から黒壁さんのガラス製品やお菓子が準備されたのですが、もう少し賑やかにしたいという接伴部会長のていくさんのお計らいで、山正さんからワンタッチ灸の試供品を提供していただけることになりました。
長生灸とつぼ灸のセット
開けてみると
ホリンズさん直伝裏内庭へ

いや~、なかなか気持ちがいいもんです。昨日はK運営委員長と、お世話になりました各山組の負担人さんに御礼に回り、予備のお灸を配らせていただきました。神に仕える行事に携われる皆様、体中に痕が残らない程度に灸をお楽しみ下さい。そして提供いただきました「山正」様、本当にありがとうございました。賛灸 so much.






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