いただきすぎに注意
テーマ:言葉・漢字
2009/04/20 09:27
昨日に引続き、日経PLUS1の記事からの引用です。今日は「仕事上で使う敬語の間違った表現」であります。間違えやすいベスト10が書かれておりました。自身思い当たるものもあります。ちょっと列記してみましょう。
1.ご拝読ありがとうございます(商談で資料を示して)
2.○○は本日休みをいただいております(社外からの電話に)
3.○○様でございますね(来客に)
4.コーヒーと紅茶どちらにいたしますか(商談で)
5.お子様に差し上げてください(目上の人に贈り物を託して)
5.お求めやすい(接客の場)
などなど。ぱっと見てなかなか間違いに気づきませんよね。
ところで、私がよく間違えて言う敬語は「とんでもございません」。正しくは「とんでもないことです」なんだそうです。しかし、間違いとわかってからも「とんでもないことです」っていうのは、言いにくいというかよそよそしい感じがしておりました。
ところが2007年に文化庁の審議会が「とんでもございません」は「相手からの褒めや称賛などを軽く打ち消すときに使うのは問題がないと考えられる」という指針を出したそうです。ありがたいことです。
さて、この記事の見出しは「『いただく』乱用に注意」となっておりまして、「いただく」は相手や第三者の許可を受け、恩恵を受ける場合に使い、だれかに許可を受けるわけでもないのに過剰に使うと「相手に不快感を与えることもある」とあります。
実は、こちらに帰ってきてから「○○させていただく」という言い方をやたら耳にし、今では自分も多用していることに気づくのですが、この言葉どうやら滋賀県人の特徴のようです。『近江の門徒言葉から始まる他力本願的表現』であると「47都道府県地名うんちく大全」(八幡和郎/平凡社新書)に書かれておりました。
わかりました。以後注意させていただきます(笑)。
1.ご拝読ありがとうございます(商談で資料を示して)
2.○○は本日休みをいただいております(社外からの電話に)
3.○○様でございますね(来客に)
4.コーヒーと紅茶どちらにいたしますか(商談で)
5.お子様に差し上げてください(目上の人に贈り物を託して)
5.お求めやすい(接客の場)
などなど。ぱっと見てなかなか間違いに気づきませんよね。
ところで、私がよく間違えて言う敬語は「とんでもございません」。正しくは「とんでもないことです」なんだそうです。しかし、間違いとわかってからも「とんでもないことです」っていうのは、言いにくいというかよそよそしい感じがしておりました。
ところが2007年に文化庁の審議会が「とんでもございません」は「相手からの褒めや称賛などを軽く打ち消すときに使うのは問題がないと考えられる」という指針を出したそうです。ありがたいことです。
さて、この記事の見出しは「『いただく』乱用に注意」となっておりまして、「いただく」は相手や第三者の許可を受け、恩恵を受ける場合に使い、だれかに許可を受けるわけでもないのに過剰に使うと「相手に不快感を与えることもある」とあります。
実は、こちらに帰ってきてから「○○させていただく」という言い方をやたら耳にし、今では自分も多用していることに気づくのですが、この言葉どうやら滋賀県人の特徴のようです。『近江の門徒言葉から始まる他力本願的表現』であると「47都道府県地名うんちく大全」(八幡和郎/平凡社新書)に書かれておりました。
わかりました。以後注意させていただきます(笑)。