曳山籤順の諸法則

テーマ:曳山・歌舞伎
昨日は曳山祭のくじ取り。昨年は事前にブログでくじ順予想をして、ていくさんの桜花賞ではありませんが、大本命の青海山をはずしまして惨敗に終わりました。

今年は予想をする前に、気がついたら既に決まっておりまして、1)鳳凰山 2)高砂山 3)猩々丸 4)壽山の順だそうです。ちなみに私が例年予想に使います「過去平均くじ順位の反対法則」によりますと、1)壽山(2.69) 2)高砂山(2.50) 3)猩々丸(2.40) 4)鳳凰山(2.31)となり、②番と③番は当たりましたが、①番と④番はモロ逆です。

2つ当たる確率は1/4ですので、全く大したことない法則なんですが、それにしても昨年の青海山同様、鳳凰山も一番籤の多い山組です。1年4山となった1960年以降の17回の出場のうち、一番が何と7回、青海山の8回に次ぐ多さです。

実はもう一つ「松尾一番の法則」というのもございまして、猩々丸、孔雀山、青海山の振付師である市川松尾先生に一番籤の確率が非常に高く、振付を担当された1998年以降12回のうち一番が6回と勝率5割を誇っておられます。

実は今これを書きながら気がついたのですが、地元で魚屋さんを営む三味線奏者である豊澤賀祝氏が出場されている山組はここ5年間のうち実に4回が一番籤で、しかも3年連続一番(翁、青海、鳳凰)であります。新たな神話が生まれる予感がいたします。

さて今回、鳳凰山は籤順に関わらず三番叟を実施したいというご意向をあらかじめお持ちでありまして、振付さんの工夫で劇中に「つくり阿呆」の大蔵卿が三番叟を躍るという筋立てになっております。実際に一番籤を取られましたので、ご見物の皆様は三番叟を二度たっぷりとお楽しみ下さいませ。

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