あきまへん

テーマ:曳山・歌舞伎
3時半頃まで起し太鼓、2時間半ほど眠りまして、6時半から御幣迎えです。何回経験いたしましても頭が朦朧といたします、4月12日~13日にかけてのこの時間は。

長浜に帰って参りまして17回目の祭ですが、御幣迎えへの出席は欠かしたことがありません。山組の人間にとっては祭礼において狂言執行が最重要事であることは言うまでもないことですが、八幡宮さんにとっては御幣迎えこそが最重要の行事である、と宮司さんから伺った覚えがございます。

そんな大切な行事に向かう道すがら、宮町通り(やわた夢生小路商店街)で異様な光景にでくわしました。

とある店舗のシャッターが大きくへこんで家側に屈曲しております。昨晩の裸参りの乱闘の結果がこれです。こちらのブログで事の次第がよくわかります。

毎日稽古場に詰めて、子ども達が必死にセリフやふりを覚えているのを目にし、時に叱り、時に励まししているならば、彼らの健康や活躍を祈る裸参りの途中に、けんかなどしようと思う気になるはずがないと、私などは個人的に思います。けんか目的で町外の者が参加しているとしたら、それはとても情けないことです。他人の迷惑にならないところで個人的に堂々と殴りあってくださいな。

八幡宮で御幣を頂戴し、自町へ帰る道すがら。来た時から1時間半ほど経過していたでしょうか。先ほどのシャッターが一部開けられ、おそらく衝撃で開かなくなった1枚に貼紙がされております。

被害を受けた店主さんが、事の経過と顛末について書かれており、山組あるいは祭のあり方そのものに対して疑問を発した警告文です。全くの正論であり、反論の余地は一切ないと思います。家のまん前で騒動が起きている時の家人の恐怖感についても書かれています。シャッターの物損のみならず精神的な被害まで...。

昨日のブログでぱんやさんも「裸参りの品格」という題で書かれておりますが、本当にその通りです。今回の当事者だけでなく、山組全体として裸参りのあり方について自戒が必要だと思います。

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