油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
漢字率30%
テーマ:よもやま話
2010/11/28 09:15
昨日の昼は久々に「そば廣」さんへ参りまして、「四川うどん」を。以前ブログ「気になるしせん」で紹介いたしましたが、癖になる味と申しますか、長浜で食べる麺類の中で私的にはNo.1であります。
さて、そこで普段あまり読む機会のない「読売新聞」を眺めておりましたら、編集手帳欄に面白いことが書いてありました。抜書きいたしますと、
「漢字が30%ほど含まれている文章は読みやすいという。20%では締まりがなくなり、40%では幾らか硬い感じになると、ジャーナリストの林邦夫さんが『「大漢和辞典」を読む』(紀田順一郎編、大修館書店)に書いている
“漢字率”30%と言われてもちょっと見当がつかないが、三島由紀夫『潮騒』の書き出し部分がちょうどその比率とか。書棚の新潮文庫版をひらくと、なるほど、活字の並んだ姿が心なしか美しく感じられなくもない」
とあります。なるほど、なるほど、漢字というのは非常に便利でして、文章の中の漢字だけを拾って目で追うだけで凡その大意をつかむことができますよね。しかし、これもカナが交じっているからこその芸当。中国語のように漢字ばかりでは元の木阿弥。
韓国ではハングル文字が発明されて漢字はほとんど使わなくなっているようです。ハングル自体は子音字母と母音字母を組み合わせて一文字を構成するもので、見ただけでどう発音するかわかるという合理的な文字ではありますが、一覧性には欠けるように思います。
うん、そう言えば、そば廣さんの四川うどんは具がたっぷり入っているけど、うどんと汁の分を差し引くと、その割合は30%くらいになるかも、と強引に美味い理由にこじつけようとする私。
さて、では私も読売新聞の編集子に倣って、今日のブログの漢字率でも数えてみるかな。ってことで数えてみましたら、何とほぼ30%でした。やるやん。
さて、そこで普段あまり読む機会のない「読売新聞」を眺めておりましたら、編集手帳欄に面白いことが書いてありました。抜書きいたしますと、
「漢字が30%ほど含まれている文章は読みやすいという。20%では締まりがなくなり、40%では幾らか硬い感じになると、ジャーナリストの林邦夫さんが『「大漢和辞典」を読む』(紀田順一郎編、大修館書店)に書いている
“漢字率”30%と言われてもちょっと見当がつかないが、三島由紀夫『潮騒』の書き出し部分がちょうどその比率とか。書棚の新潮文庫版をひらくと、なるほど、活字の並んだ姿が心なしか美しく感じられなくもない」
とあります。なるほど、なるほど、漢字というのは非常に便利でして、文章の中の漢字だけを拾って目で追うだけで凡その大意をつかむことができますよね。しかし、これもカナが交じっているからこその芸当。中国語のように漢字ばかりでは元の木阿弥。
韓国ではハングル文字が発明されて漢字はほとんど使わなくなっているようです。ハングル自体は子音字母と母音字母を組み合わせて一文字を構成するもので、見ただけでどう発音するかわかるという合理的な文字ではありますが、一覧性には欠けるように思います。
うん、そう言えば、そば廣さんの四川うどんは具がたっぷり入っているけど、うどんと汁の分を差し引くと、その割合は30%くらいになるかも、と強引に美味い理由にこじつけようとする私。
さて、では私も読売新聞の編集子に倣って、今日のブログの漢字率でも数えてみるかな。ってことで数えてみましたら、何とほぼ30%でした。やるやん。
コメント
-
ニルモン2010/11/28 10:17そば廣さんへは休みの日にちょくちょく行きますが、四川という響きから四川うどんはまだ食べたことがありません。
小生、辛い物は嫌いではないのですが、数年前に中国内陸部へ行った時には料理が辛過ぎて閉口しました。以来四川料理と聞くとナーバスになっていましたが、四川うどん、さっそくお昼に食しましょう。
甚さんのブログはいつも読みやすく感服致しておりますが、漢字の使い分け等、細かな部分まで気配りしておられる。さすが読者の【視線】を気にしてらっしゃいますな。 -
必死のパッチ!2010/11/28 10:19私がトニック氏のブログを知ったのは彦根にあったラーメン店「紅舟」の記事からです。
元フレンチのシェフというオーナーのスープは美味しかったし、カレーや焼きめしも美味しかったですね。
四川うどんの記事を読んで、ふと思い出しました。
漢字率30%ですか?
これはかなり高打率ですね。
-
2010/11/28 11:40>ニルモンさんへ
確かに「四川うどん」と聞くと、まっ赤っ赤で辛~いうどんを想像してしまいますよね。ご安心下さい、全く別物です。でも食後に汗は出てきますけど(笑)
>必死のパッチさんへ
1年ほど前の「消えた紅舟」ですね。ほんま美味しかったですね。萬珍軒とともに惜しまれる名店です。今回は漢字率たまたま30%くらいでしたけど、普段は25%程度じゃないでしょうか? -
2010/11/28 13:38ワープロ、パソコンの普及で文字自体を書くことが本当に少なくなりました
漢字率も大切ですが、漢字自体を正しく書けるかと言われると30%も自信がありませんわ
↑
漢字率32%です
同窓会の幹事率はほぼ100%ですけどぉ -
2010/11/28 14:44>くんさんへ
今日の日経の「日本語の散歩道」で外山滋比古さんがワープロで文章を書くようになって結構変換ミスが多いと指摘されておりました。例えば「以外」と「意外」。「以っての外だが意外と多い」とうまいこと仰る。やっぱり日経は必読でしょ(笑)。幹事率は卒業してない所まで顔出しそうだから120%でしょ(笑)。菅自立は望めそうにもないな。 -
2010/11/28 20:42平仮名10個に漢字が3個ね。
↑…あれ?…逆になっちゃった…(笑)
-
2010/11/28 22:14>筍さんへ
ほんと、ほんと、そういうこともありますね、短い文だと。そうか、「ひらがな」って「平仮名」って書くんでしたね。「たいらのかめい」と読んでしまう(笑)