油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
きらず揚げ
テーマ：油甚本店
2010/03/27 09:16
え～皆さん、「きらず」というものをご存知でしょうか？
あ～、それはキラーズ
「きらず」とは漢字で「雪花菜」と書きますが、いわゆる「おから」のことであります。なぜ「きらず」というのか？わざわざ包丁で切ったり料理する必要がないから、なのだそうです。で、それがどうした？
実は、先日ｔｏｓｓａｎが愛娘のベーダちゃんを連れて来店下さった時に、ベーダちゃんが試食してくれたお菓子がございます。ｔｏｓｓａｎが「このお菓子売っておられるのでしょうか？」というお尋ねだったのですが、売っております、これこの通り。
その名も きらず揚げ
なぜ、油屋がお菓子を売るのか？至極もっともな疑問であります。お答えいたしましょう。
私どもの取引先のメーカーさんが「赤水（あかみず）」という菜種油を製造されております。菜種油は古来日本で明かり用や食用として広く利用されて参りましたが、昨今の菜種油は抽出法と申しまして、搾り粕からさらにヘキサンによって化学的に抽出された油が混ざっております。
しかるに、この「赤水」は、遺伝子組換のない菜種をヘキサン抽出をしない昔ながらの圧搾法で絞った、いわゆる「一番搾り菜種油」なのです。
一般の菜種油に比べ、焙煎を強くすることで香りを強めているこの「赤水」は、当店でも1リットル700円で販売しているのですが、なかなか一般のお客さんには訴求力がございません。そこで、メーカーさんが「このお菓子は、この赤水で揚げてるんです。これを試食していただいて、赤水の販促につなげて下さい」と紹介して下さったのが、「きらず揚げ」だったのです。
確かに、かりんとうとも違うし、歯ごたえもよく、適度な塩味でくせになります。おかげさまで、販促のための試供品の方がどんどん売れまして、赤水の方はなかなか「あかんみず」ですわ。
きらず揚げ、色々な種類があるようですが、当店では塩味と唐辛子味を扱っております。280円。♪忘～すれられないの～、な味ですよ。
あ～、それはキラーズ「きらず」とは漢字で「雪花菜」と書きますが、いわゆる「おから」のことであります。なぜ「きらず」というのか？わざわざ包丁で切ったり料理する必要がないから、なのだそうです。で、それがどうした？
実は、先日ｔｏｓｓａｎが愛娘のベーダちゃんを連れて来店下さった時に、ベーダちゃんが試食してくれたお菓子がございます。ｔｏｓｓａｎが「このお菓子売っておられるのでしょうか？」というお尋ねだったのですが、売っております、これこの通り。
その名も きらず揚げ
なぜ、油屋がお菓子を売るのか？至極もっともな疑問であります。お答えいたしましょう。
私どもの取引先のメーカーさんが「赤水（あかみず）」という菜種油を製造されております。菜種油は古来日本で明かり用や食用として広く利用されて参りましたが、昨今の菜種油は抽出法と申しまして、搾り粕からさらにヘキサンによって化学的に抽出された油が混ざっております。
しかるに、この「赤水」は、遺伝子組換のない菜種をヘキサン抽出をしない昔ながらの圧搾法で絞った、いわゆる「一番搾り菜種油」なのです。
一般の菜種油に比べ、焙煎を強くすることで香りを強めているこの「赤水」は、当店でも1リットル700円で販売しているのですが、なかなか一般のお客さんには訴求力がございません。そこで、メーカーさんが「このお菓子は、この赤水で揚げてるんです。これを試食していただいて、赤水の販促につなげて下さい」と紹介して下さったのが、「きらず揚げ」だったのです。
確かに、かりんとうとも違うし、歯ごたえもよく、適度な塩味でくせになります。おかげさまで、販促のための試供品の方がどんどん売れまして、赤水の方はなかなか「あかんみず」ですわ。
きらず揚げ、色々な種類があるようですが、当店では塩味と唐辛子味を扱っております。280円。♪忘～すれられないの～、な味ですよ。
コメント
-
すや姫2010/03/27 09:59わぁー「おとうふ工房いしかわ」さんのきらず揚げですね。家族そろって大好物です。子供の顎を鍛えるのに食べさせたのがきっかけで、もう10年以上のお付き合いです。息子たちが帰ってくる時に買っておくと顔がニィ～と緩み、テーブル囲んで会話が弾みます。油甚さんで購入できるということですね。
「赤水」はいい油です。先日マクロビオティックを学んでいると言ってましたが、油はゴマ油か菜種油しか使いません。それで先月、油甚さんにお電話で注文して、「赤水」と「太白」をお料理に、椿油をせっけん用に送っていただきました。今日は、午後からウィル愛知でマクロビの試作会があります。課題の料理２品を評価してもらうのです。昨夜のうちに作ったのですが、もちろん「赤水」を使いました。今日のブログを見て、これってシンクロと感動しています。
送っていただいた椿油は、アロマテラピーの講座で好評でした。先日、会場をお借りしているオーナーから夏休みにこどもアロマを企画してほしいとの依頼をいただき、その後継続のお話をいただきました。
今、椿油と「湖音」でせっけんを作ろうと計画中です。（家族は私の作ったせっけんを使っています）湖音はすでにゲットしています。油甚さんのお陰で注文する時に「こね」と言いそうになりましたわ（笑）
是非、油甚さんの「赤水」をよろしく～。 -
2010/03/27 12:01おからのお菓子？！って不思議な感じでしたが、食べてみるとこれまた旨い。
歯ごたえのある深い味わいのあるお菓子、確かにクセになるお味でしたわ。
そのような高級油で揚げているとは・・、なるほど深い味わいの由縁ですね。
売ってるなら、もっと早く宣伝してくださいよ（笑）。 -
2010/03/27 15:49＞すや姫さんへ
買っておくと顔がニィ～って、関西の551の豚まんみたいですね（笑）。「赤水」ご存知でしたか。しかもご注文までいただきましてありがとうございました（今日名簿で確認いたしました）。椿油と湖音でせっけんですか？お酒の入った石鹸って何かよさげですね～。
＞tossanへ
すみませんねぇ、商売っ気がなくて（笑）。て言うか、お菓子やじゃないんで。でもまた、買ってくださいね。 -
2010/03/27 22:32きらず揚げってそういう意味があったんですね。
おからの揚げたものとは知っていましたが。
素朴な味でおいしいですね。顎にも良さそうだし。
すや姫さん、「湖音」ってあの「こね」ちゃんのこと？
買っていただいたんですか？
ありがとうございます。
そんなせっけん、ぜひ使ってみたいものです。
なんかお肌すべすべになりそう。 -
2010/03/27 22:55↑そうですよねー。ネタが多すぎてお困りかもしれませんが、いまごろこの宣伝が出てくるなんて・・・
ベーダーちゃんが行かなかったら、闇の中のまま・・・
tossanのお蔭で日の目をみたようですね。
下駄やのおじさん
-
2010/03/28 00:12＞ゆうこりんさんへ
そうですよ。油がミソのお菓子なんです、だれも気がつかないけど。最近はもう「赤水で揚げてます」というより先にきらず揚げの方が人気者になってしまいました。ゆうこりんさん、すや姫さん、誰だかわかるぅ？
＞ゲッティさんへ
そうですか、遅いですか？確かにtossanに指摘されなかったらネタになってなかったかもぉ（笑） -
2010/03/28 19:09すや姫さん、それが未だにわかりません。
すや姫さんは、私のことご存知なのかしら？
油甚さんは、ヨガをされていたでピンとこられたんですよね～。
あとでこっそり教えて。笑
RSS