油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
アンファンでした
テーマ:よもやま話
2014/09/28 09:45
朝ドラ「花子とアン」、昨日とうとう最終回でしたね。茂木先生はやっぱり最後まで出ましたな。あれは、浅田美代子が演じた茂木先生の代理出場だったんかも。それにしても、花子と蓮子だけ老けさせて醍醐さんだけ娘のままってのはどうよ。老化防止には甲州ワインという暗黙の宣伝か?
さて、私は生まれてこのかた、自分で買った本はあまり多くはないのですが、実は中学生の時、あるシリーズに凝って、自ら本を購入し続けたことがあります。
それがこれら
ブックカバーの包装紙がかぶってますので、これでは何やらようわかりませんね。では、カバーを取って並べてみましょう。
そうなんです、「赤毛のアン」シリーズ。「赤毛のアン」に始まって、「アンの青春」「アンの友達」「アンの幸福」「アンの夢の家」「アンの愛情」「炉辺荘のアン」「アンをめぐる人々」の計8冊。
いやあ、我ながらよう読んだもんです。とは言うものの、漠然としたイメージしか記憶には残っておらず、細かいストーリーについてはほとんどと言っていいほど忘れています。もう40年近く前ですからね。
朝ドラ最終回で、次作は「Anne of Avonlea」ですと原書が出てくる場面があったと思いますが、Avonlea(アヴォンリー)というのは、アンが少女時代を過ごしたプリンス・エドワード島(この島の名前の響きには憧れました)の小さな部落の名。
直訳すると「アヴォンリーのアン」となるのですが、邦訳版では「アンの青春」となったようですね。私が読んだ「赤毛のアン」は村岡訳ではなく中村佐喜子さんによるものでしたので、私と村岡花子さんの最初の出会いは、この「アンの青春」。では、同作の訳者あとがき(一部)を記してお別れといたしましょう。
「『アンの青春』が『赤毛のアン』のあとを受けて同じように大きな読者層を得るであろうことを訳者の私は信じている。マーク・トゥエインをして、『グリーン・ゲーブルズのアンという少女こそはあの不滅の生命を持つ『不思議のアリス』以来の愉快きわまる、そして最も強く人の心に触れて来る存在である』と言わしめたこの作品の中には時代を超越した乙女心の清純さと夢が脈打っている。
カナダ人に多くの師友を持つ私は殊にこのカナダの作家モンゴメリを愛し続けて来た。長い間の願望であったこの翻訳をとおして、彼女を日本の家庭へ紹介することに無上の喜びを感じている。 1955年2月」
では、ごきげんよう、さようなら~(最終回の三輪さん、語尾が上がってましたね)
さて、私は生まれてこのかた、自分で買った本はあまり多くはないのですが、実は中学生の時、あるシリーズに凝って、自ら本を購入し続けたことがあります。
それがこれら
ブックカバーの包装紙がかぶってますので、これでは何やらようわかりませんね。では、カバーを取って並べてみましょう。
そうなんです、「赤毛のアン」シリーズ。「赤毛のアン」に始まって、「アンの青春」「アンの友達」「アンの幸福」「アンの夢の家」「アンの愛情」「炉辺荘のアン」「アンをめぐる人々」の計8冊。
いやあ、我ながらよう読んだもんです。とは言うものの、漠然としたイメージしか記憶には残っておらず、細かいストーリーについてはほとんどと言っていいほど忘れています。もう40年近く前ですからね。
朝ドラ最終回で、次作は「Anne of Avonlea」ですと原書が出てくる場面があったと思いますが、Avonlea(アヴォンリー)というのは、アンが少女時代を過ごしたプリンス・エドワード島(この島の名前の響きには憧れました)の小さな部落の名。
直訳すると「アヴォンリーのアン」となるのですが、邦訳版では「アンの青春」となったようですね。私が読んだ「赤毛のアン」は村岡訳ではなく中村佐喜子さんによるものでしたので、私と村岡花子さんの最初の出会いは、この「アンの青春」。では、同作の訳者あとがき(一部)を記してお別れといたしましょう。
「『アンの青春』が『赤毛のアン』のあとを受けて同じように大きな読者層を得るであろうことを訳者の私は信じている。マーク・トゥエインをして、『グリーン・ゲーブルズのアンという少女こそはあの不滅の生命を持つ『不思議のアリス』以来の愉快きわまる、そして最も強く人の心に触れて来る存在である』と言わしめたこの作品の中には時代を超越した乙女心の清純さと夢が脈打っている。
カナダ人に多くの師友を持つ私は殊にこのカナダの作家モンゴメリを愛し続けて来た。長い間の願望であったこの翻訳をとおして、彼女を日本の家庭へ紹介することに無上の喜びを感じている。 1955年2月」
では、ごきげんよう、さようなら~(最終回の三輪さん、語尾が上がってましたね)
コメント
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中ちゃん2014/09/28 11:37甚さん♪こんにちは!! 花子とアン…終わってしまいましたね〜☆ うちのぱぱちゃんも、醍醐さんだけ若いままや!!って言ってました。明日から始まる朝ドラ…最後に、んがつくから楽しみです…。
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2014/09/28 13:34タイトルから毛生え薬のオチに持ち込むのかと思いました(笑)
次はマッサンでしたっけ?
ウイスキー片手に録画して観てみよかな(笑) -
2014/09/28 13:59>中ちゃんへ
どう考えても変でしたよね、醍醐さんだけ。あれじゃ田舎でぶどう作りなんてできやせんよ(笑)。そうそう、「ん」で終わる朝ドラにハズレなし。
>えべっさんへ
「アンファン」というのはフランス語で子どもという意味もあり。次はニッカの創始者竹鶴さんのお話。私はニッカファンなので楽しみです。 -
にーに2014/09/28 14:02朝の忙しい時間帯で、家事をしながら。主人はしっかり腰を落ち着けて見てましたけど。そんなこんなで、ええ加減な視聴者です。乙女ボーイですやん。シリーズで読んではったんですね。
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2014/09/28 14:59>にーにさんへ
「アンの青春」をペラペラ読んでいたら面白くなってきたので再読することにしました。教師になったアンの話で、教育論としてもいい読み物かもしれません(笑)。 -
2014/09/28 15:33実は私、朝ドラ見たことないんです
ブロガーのみなさんもかなり盛り上がってたし世間でも評判がよかった『花子とアン』見てみたかったなぁ(´Д`)
もう遅いけど。。。
かんこ -
2014/09/28 18:47私ね、いつもずっとかかさず見ているのに、最終回近くになると催事に重なって、ついつい見過ごしてしまって、あとから録画を見るんですけどなんか気が抜けてしまいます。
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よこちん2014/09/28 21:16早熟な中学生でしたんやね~
まさに、enfant terrible(*_*) -
ラピスラズリ2014/09/28 22:44なつかしいですねぇ「赤毛のアン」シリーズ。わたしも持ってました。全部で10冊か11冊くらい、最後は「アンの娘リラ」でした。
全部読んだと思うのですが、ストーリーはほとんど覚えてないです。 -
2014/09/29 20:41>かんこさんへ
今日から始まったマッサンもなかなか面白そうですよ。これを機にどうぞコブログ朝ドラ友の会へ入会を(笑)
>ゆうこりんさんへ
そうか、そういう時期やもんね。録画ってどんないい話でも感動薄れますよね。今度の朝ドラ、マッサの実家は造り酒屋ですね。親近感わくんとちゃうか。
>よこちんへ
あ、耳年増だったかも。いや、この言葉は女性にしか使わんらしい。耳親父?(笑)
>ラピスラズリさんへ
すげぇ、11冊かぁ。やっぱりラピスさんには勝てんわ、小学校からずっと。でもストーリー覚えてないよね。今読んでも結構楽しめますよ(笑) -
2014/09/30 14:04わたしもアンシリーズ読みました。アンとダイアナごっこをする乙女でもありました。
いちばん印象的な言葉は「道の曲がり角」。曲がった先にはきっといちばんいいことがある、そう信じて今も生きてます(^^) -
2014/09/30 14:28>メイさんへ
ちなみに原文は次の通りだそうです。曲がり角はbendっていうんですね。
I don’t know what lies around the bend, but I’m going to believe that the best does.
(from 'Anne of Green Gables - CHAPTER 38: THE BEND IN THE ROAD')