油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
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動物さがし

テーマ:曳山・歌舞伎
「動物さがし」と申しましても、犬や猫が逃げ出したという話ではございません。

曳山文化協会の中に伝承委員会というものがございまして、曳山祭の永続のためにさまざまな活動を行なっています。現在16名の委員で構成されておりますが、私もその一員であります。

4年前から西中1学年の総合学習で「曳山文化教室」として年間4回の講座が開かれているのですが、本年度第1講が本日開催され、祭の出番でない為、私も伝承委員としてお手伝いに参加してまいりました。テーマは「曳山動物さがし」で、曳山の彫金や彫刻の中にかくされた動物を見つけようというものです。

私の受持ちは諫皷山で、中学生の質問に答えたりアドバイスしたりします。


ちなみに問題と解答は
1.大虹梁の上には十二支の一つに数えるうさぎが左右向かい合っています。
2.大虹梁にはが羽を広げています。

3.向かって左の高欄親柱には流れに顔を映している唐獅子がいます。
4.台輪には波と遊ぶ千鳥が飛んでいます。

5.正面破風板にはからすが飛ぶ姿があります。

6.舞台の屋根の下、軒の部分には大きな鋭い目を持ったがいます。


皆さんはいくつわかるでしょうか?

後姿のオーラ

テーマ:よもやま話
曳山祭の本日(ほんび)。ポカポカ陽気に誘われて午後から八幡宮へ観劇に出かけました。桟敷席(有料)に知人を発見し挨拶に近づきましたら「ガラガラやしここで見てったら」とおっしゃるので、神様の目の前であることも忘れて図々しくも無銭鑑賞。

同じ桟敷席の少し前に後姿のオーラ発見。どうも有名人のようであります。見せ場では嬉々として拍手なさっております。
エジプト考古学者の吉村作治先生のようでございます。ダイドードリンコ日本の祭のTV撮影のため来浜されているようです。ちなみにサイバー大学(?)学長さんだそうです。

芝居が終りまして帰る途中、今度は鮒熊席にて松竹大歌舞伎の太夫として活躍の竹本葵太夫さん(黄色い服の女性の左)を発見。
諌皷山に出演中の同僚朋太夫さんや勝二郎さんの激励に寄られたのでしょうか。さすが女性に人気No.1の太夫さんだけあって、これまた後姿にオーラを感じました。(この後何と当店に来店して下さいました)

ところで、午前中はNHKの飛び込み撮影でジローラモが来店。準備もなく突然のことで素っ気無い説明になってしまいましたが、後日生活ほっとモーニングで放映されるかもしれません。なおジローラモの写真は撮れませんでした。それにしても後姿に肖像権はないのでしょうか?逆様からだと「モラロジー」に反するかもしれませんね。

塔と宮殿

テーマ:曳山・歌舞伎
「塔と宮殿」と聞いて皆さん、特にロマンティストのあなたはパリの「エッフェル塔」と「ベルサイユ宮殿」を思い浮かべられることでしょう。

しかしここは長浜、しかも今は曳山祭の真っ最中。それはパリの出来事ではありません。

じゃーん、どうです。ここは駅前通りと北国街道の交わる交差点。写っているのは長浜で最も愛されている塔「長浜タワー」と長浜の曳山の中で亭(ちん)が最も美しいとされる「月宮殿」。まさに塔と宮殿の出会いです。

登り山途中の月宮殿。この交差点でしばらく動かなくなってしまいました、特に障害物もないのに。よく見ると曳山の後方で進行方向の逆に引っ張っている不届者達を発見。まさに山を挟んでの「綱引き」状態です。

「月宮殿」「萬歳楼」「猩々丸」という「山」のつかない南3町は、山曳きの相互協力を行なっているのですが、これを見ますとお互いに引き合っているのは「山」ではなく「足」ではないのかと思えてしまいます(笑)。どうか道中事故のないことをお祈り申し上げます。

三番叟見ん

テーマ:曳山・歌舞伎
曳山祭では一番籤を引きますと、その町は三番叟を演じる栄に浴することができます。以前はくじ取りが終った後自町の子どもにあわてて練習させる、まさに即興でしたが、近年では市内から希望者を募集し抽選で演者が選ばれ、充分練習する時間が与えられるようになっています。

今年の三番叟演者は西島君。なお三味線奏者は長浜西中3年の島上君。彼もかつて名役者でしたが、今は下村賀祝先生のもとで三味線の猛稽古に励み、今回ひのき舞台に立つことになりました。


さてこちらは田町月宮殿の主役二人。左側信夫役の久保寺君が昨年、右側宮城野役の高木君が一昨年三番叟を演じました。三番叟に応募するような子どもは山組外でも祭に関心があって芸心もあるので、後年役者として起用される事が多くなりました。西島君も来年何処かの町で役者として出場するかもしれませんね。

「一番引いて何で三番叟なのか?」とか三番叟について各種疑問がある方は以下のサイトを御覧下さい。
http://hanamochiya.hp.infoseek.co.jp/sanbasou.html

さてここで問題です(上記サイトを見ても答えは書いていません)。

長浜では曳山祭の時期に「さばそうめん」を食べる習慣がありますが、これは「三番叟見ん」に由来して
 1.いる
 2.いない
 3.関心なし

大胆に籤順予想

テーマ:曳山・歌舞伎
今日はいよいよ曳山祭の籤取式でございます。昨晩は裸参りの迎え囃子から起し太鼓へと流れ込みまして、午前3時就寝、6時起床。御幣迎えを終えて今朦朧としながらブログを書いておりまする。

非常に不謹慎ではございますが、神様の思し召しを大胆に予想してみたいと思います。私の理論でいきますと、
1)諫鼓山 2)月宮殿 3)春日山 4)青海山 となります。

どんな理論やいな?と来ますか。

4町ずつの出場となった昭和35年以降の籤順の平均をとりますと、青海山が1.94、春日山が2.47、月宮殿が2.63、諌皷山が2.88となります。一回一回の確率は1/4に変りはないのですが、大数の法則によりますと籤取の回数が多くなればなるほど、平均は2.5に近づくはずであります。

従いまして、これまでの平均値の逆順を今回の予想にしているだけの単純なことなんですが、2年前は確かこの方法で的中いたしました。それにしても青海山の1.94は頭抜けています。ちなみに過去16回のうち1番が7回もあります。籤取り人としては1番なら正解、はずれても青海。

皆様の予想はいかがでしょうか?


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