青春月諫

テーマ:曳山・歌舞伎
昨日は朝6時半に家を出て曳山祭の御幣迎えに。11時からはまちづくり役場で、青海山の振付さん、三味線さんとともにKBSラジオ「さざナビゲーション」の生放送に出演。

そして午後はいよいよ籤取り。一番山になると三番叟を演じるわけですが、踊り手は公募の小学生。三味線は三役修業塾生で中学3年生の中川君。以前は三味線の演奏だけだったのですが、昨年からは一番山の太夫が節を語ることになりました。

確率は1/4で、私が太夫を務める青海山は過去一番山になるケースが最も多い町ですので、逆に当らないだろうと高をくくっていたのですが...。2時過ぎにもうそろそろ結果が出たかなと表に出てみると、三味線奏者の賀祝さんが、何とも言えぬ複雑な笑顔でこちらにやって来るではありませんか。

「え、結果出たん?」と聞きますと、「一番や!」と。「うっそ~」「ほんまやて。一番やて」。ありゃま、こりゃま、ってことで二人で曳山博物館のワークルームに向かいますと、そこには三番叟振付の小紫八さんと、三番叟演者のK君とそのご両親が総当番の挨拶に備えて待機中。

K君のお兄ちゃんも平成19年、すなわち八幡宮に12基が勢ぞろいした記念すべき年に三番叟の経験をしており、その時の一番山は我が伊部町翁山でした。しかも、K君のご両親は、私そして賀祝さんとは小学校時代の同級生。

この顔ぶれを見て、思わず賀祝さん、「これはもう当るべくして当ったわ」と。前日の晩、今年のくじ順を冗談で「青春月諫」(青海、春日、月宮、諫皷)ちゃうやろか、と予想したのですが、本当にその通りになってしまいました。

ちょっと歳は食ってしまいましたが、祭で係わった同級生たちとのやや遅めの青春月間を楽しく過ごしたく存じます。

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