雁首をとられる

テーマ:よもやま話
ここ一両日、知り合いの方に会う度毎に「おめでとうございます」と声を掛けられます。理由はほぼ想像に難くないのですが、わざと「何でしたか?」と言いますと、「あの、教育長ご就任おめでとうございます」と。

最初のうちは、「いえ、教育長ではなく教育委員長です」と訂正していたものの、10人のうち9人はお間違いになることがわかり、それ以降素直に「ありがとうございます。頑張ります」とお応えするようにいたしました。いずれにせよ、あまりに大きな重責に緊張感で身が引き締まる思いです。

どうやら半分の方は単純な用語の誤りのようですが、もう半分の方は実際に私が北川教育長の後任だと信じておられるようで、このような誤解を生じさせないように教育長と教育委員長を一本化する制度改正法案が一刻も早く国会を通過することを望みます。(まもなく成立の見込み)

さて、皆さんがご存知なのは新聞で報道されたからなのですが、特に顔写真の効果は絶大ですね。恥ずかしいのでやめにしてもらえないかと事務局の方に言いましたら、慣例ですのでダメだと。きっと、顔を晒せば悪いことができなくなるだろうという一種の予防効果を期待しているんでしょうね。

顔写真の意味について調べようとネットで検索しておりましたら面白いことがわかりまして、編集の世界では顔写真のことは「雁首(がんくび)」と呼ばれているそうです。でね、雁首には四角いものと丸く切り抜かれているものを見ることができると。

これらの違いわかりますか?何と、新聞の場合一般的には「犯罪の容疑者等」の写真は四角くするそうです。逆に被害者、普通の紹介記事などの写真は丸く切り抜いた写真が使われるそうな。

昔の新聞で犯罪の容疑者と被害者を並べる時に間違えて掲載しないように形を変えたとも、丸い方が印象が柔らかいため、視覚効果を狙ってそのようにしたとも言われているようです。

まあ、私の雁首が柔らかい印象になったかどうかはわかりませんが、今後四角い形の写真で掲載されないように心して任務の遂行に当たってまいりたいと思います。長浜市の教育の発展のために引き続き尽力していく所存ですので、何卒皆様方のご指導、ご鞭撻よろしくお願い申しあげます。

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