生そば

テーマ:よもやま話
昔、というか今もあるのかもしれませんけど、米原駅のホームの「生そば」。小さい頃からずっと「なまそば」と読むんだと疑いもせず育って参りまして、ある日それが「きそば」と読むんだということを知る。皆さんにはそんな経験はありませんでしょうか?

「生そば(きそば)」とはそもそも「つなぎの小麦粉を混ぜずに、そば粉だけで作ったそば」を指すようですね。しかし、米原駅のホームのそばはそれとは程遠い代物で、今流行の偽装食品のそしりを免れないものであったように思います。

もっとも、だんだん本来の意味からは遠ざかり、普通のそばを「生そば(きそば)」と称するようになったのも事実で、本来の意味を表す用語として現在は「十割そば」が使われているのが実態のようです。

で、最近見た「日清どん兵衛生そば食感」のCM。スマップの中居くんが出てましたけど、堂々と「なまそば食感」と言っており、「おいおい『きそば』とちゃうんかい」と突っ込みを入れてしまいましたが、姉妹品で「どん兵衛生うどん食感」というのもあるらしい。.

「生うどん」を「きうどん」と読む例は聞いたことがなく、うどんは100%小麦粉でしょ。てことは何?乾麺ではない生うどんのような食感という意味なんでしょうね。

するっていと、「生そば食感」の方も、乾麺のそばではなくて、例のビニール袋に入っていて既にゆがいた感じの湿った風の「そば」っていう意味で使われているんですかね。

この商品の流行如何によっては、「生そば(きそば)」は完全な死語となるだろうという予感がする私でございます。

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