気づき大社

テーマ:よもやま話
先日の教育委員会の研修旅行、せっかく松江まで行ったのだから60年遷宮の出雲大社まで足を伸ばそうかという話が最後までありましたが、時間的にどうしても無理が生じるので断念することになりました。

私自身は20年近く前に長浜市の先進地研修で訪れた思い出がありますが、とにかく広い境内と恐ろしく太い注連縄が印象的でした。あ、ここは2拝4拍手1拝が作法なんだそうですね。

今年は大勢の観光客で賑わっているそうですが、伊勢のおかげ横丁に倣ってか「ご縁横丁」というのができたそうです。島根は「ご縁の国」で売り出しておられるようで、小泉八雲記念館の入場料が「300円」ではなく「300縁」と表示されているのが印象的でした。

さて先日、「国史大辞典を予約した人々」という本を読んでいたら与謝野晶子の本名が「鳳しよう」だったことがわかったと書きましたけど、実はもう一つ気づかされたことがありましたんや。

国史大辞典は様々な人や法人が購入予約をしたわけですが、神社仏閣ももちろんその例外ではございません。「出雲神社」もその中の一つだったそうですが、こう書くと皆さん出雲大社のことだと思われますわな。

ところが、この出雲神社は何と京都府亀岡市にございまして「丹波国一の宮」とのこと。でね、現在の出雲大社って江戸時代までは「杵築(きづき)大社」という名前だったんですって。

出雲神社と現出雲大社は直接の関係は無いようですが、祭神の大国主命については出雲大社(杵築大社)から勧請を受けたとされながらも、社伝では逆に出雲大社の方が勧請を受けたとし「元出雲」の通称があるとのことで、実にややこしい。

一般人としては、ほらやっぱり出雲大社(杵築大社)の方が強いんとちゃうの?と思ってしまうのですが、その辺りも慮ってか、出雲神社さんたら戦後に「出雲大神宮」に改名して箔を付けたそうな。

まあ残念ながら今回の研修旅行では出雲大社にご縁はございませんでしたが、色んなことに気づき大社ではございました。

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