100年企業のことば

テーマ:まちづくり
昨日、長浜市街地は「きもの大学」で賑わっていたようですが、私は午後から「滋賀県商工会議所青年部連合会創立20周年の式典・祝賀会」に出席するために北ビワコホテルグラツィエへ。

私は第9代目の県連会長を務めさせていただいたのですが、当時ご一緒させていただいた県内各地のメンバーと旧交を温める機会も与えていただき、この日のためにご尽力いただいた現役のYEGのメンバーに深く感謝申し上げます。

さて記念講演会の講師であった秋野正誠氏によれば、日本には100年企業、すなわち創業後100年以上を経過している会社が約27,000あり、滋賀県内には409社あるそうです。私どもも創業110年なので一応これに該当するんでしょうね。

100年企業に共通する要素は、「感謝」「質素」「謙虚」「改革」で表され、それらが体現されている経営者たちの言葉をいくつか紹介してくださいました。

-「2」のつくものは持つな  二号さん、セカンドハウス等
-欲しいものは買うな。必要なものを買え 
-儲けることを考えるな。損せぬことを考えよ

-改革は代替わりの時がチャンス
-過去の成功体験を引きずるな。変える勇気を持つのが経営者
-競うべきものは技術、品質、財務内容。
  競ってはいけないものは規模、価格、品数


また秋野氏は御自身で事業を立ち上げて栄光と挫折を経験した後平和堂に入社され、故夏原平次郎氏の薫陶を受けられたわけですが、夏原氏の経営哲学を現す言葉も披瀝して下さいました。

-世の中のためにならんことはやったらあかん
-判断のものさしは「お客様のためになるか」、それだけでええ
-君たち、夢を見るなら仕事の夢を見んかい

-教育とは教える者と教わる者の根比べ。出来るまで教え続けよ。
-物事を知っていながら(知識がありながら)実行しないやつが一番ダメ
-若い人は年寄りよりもいっぱい希望を持って、なぜ、なぜ、なぜと問い続けよ

-「検討中」は逃げの言葉
-365日そのことばかり考え続けて浮かんでくるのが「アイデア」、ふと浮かぶのが「思いつき」。アイデアを実行すれば8割成功し、思いつきは8割方失敗する
-「こうなりたい」という強い思いを持って行動を起こせ


一つでも参考になればと、一生懸命メモいたしました。秋野様、貴重なご講演誠にありがとうございました。




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