クール・ジャパン

テーマ:よもやま話
日本はイケてるか?イケてないか?「クール・ジャパン」をテーマにした「オーサー・ビジットin明治大学」が開かれ、作家の鴻上尚史さんと明大国際日本学部長の蟹瀬誠一さんが語り合ったという記事が、12/1の朝日新聞に掲載されておりました。(季節はすっかりコールド・ジャパンですが)
鴻上氏 蟹瀬氏
「日本が世界に誇れるベスト5」というのが書かれていたのですが、明大生があげたのが、
①技術力 ②思いやりの心 ③勤勉 ④清潔 ⑤伝統文化

そして、当日の参加者や朝日新聞の会員サービスのアンケート結果も含めた全体の意見として取り上げられたベスト5は、
①勤勉 ②豊かな自然 ③技術力 ④治安がよい ⑤伝統文化
となっておりました。

いかがでしょうか?まあ、順番の入れ替わりはありますが、順当なところなのでしょうか。しかし、両方とも第5位に「伝統文化」が挙げられていたのは、多少なりともそれに携わっている者としては嬉しい気がしますね。

「思いやりがある」一方で「公徳心に欠ける」というややこしいところがある日本人なんですが、その要因として日本人にはコミュニティに対して「世間」と「社会」という二つのとらえ方があるからだ、と鴻上さんが説明しておられました。

「世間」、つまり「自分と直接利害関係があるか、将来利害関係が発生するかも知れない集団」の中では仲間への関心も高いし世話も焼くが、「社会」という「しがらみのない公の世界」に対しては無関心で、対応が苦手だというのです。「世間」の中では生きられても「社会」とはうまくつきあえない日本人。

さて、語り合った当の鴻上さんと蟹瀬さんがあげた「日本が世界に誇れるベスト3」は
鴻上: ① ?   ②宅配便  ③ 居酒屋
蟹瀬: ① ?   ②マッサージチェア  ③宅配便

お二人とも「宅配便」を挙げていらっしゃいますけど、確かに日本全国どこでも翌日に、しかも比較的安価な料金で荷物が届くこのシステムはすごいことなのかもしれませんね。(トラックの排出ガス、交通渋滞、運転手の過酷な労働条件等、いろいろと問題はありそうですが...)

そして、お二人の1位は奇しくも同一回答。何だと思いますぅ?


答えは「洗浄機つき便座」いわゆるウォシュレット。私もこれに巡りあうまでは、ローマ字入力で「D」「I」と押すと出てくるものに煩わされたこともありますので、もろ手を上げて賛成ですね。でも、出てくる水の温度は「クール」じゃなくて「ウォーム・ジャパン」がいいですね。

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