疾風と屏風

テーマ:まちづくり
昨日、東北新幹線の八戸~新青森間が開通し全線開業となったというニュースが流れておりました。

津軽弁には「じゃわめぐ」という言葉があるようでして、「ふるえる、ぞくぞくする、心騒ぐ」という意味だそうです。ねぶた祭などになると、やたら気持ちが「じゃわめぐ」人が増えるようですが、今回の新幹線開通も津軽の人々には「じゃわめぐ」出来事だったのでしょうね。

しかし、喜びも束の間。「午後1時40分ごろから、強風のため、郡山-福島間で上下線の運転を見合わせた」という報道がありました。

この列車、「はやて」というそうです。「はやて」とは「疾風」または「早手」と書きますが、要するに「急に速く吹く風、しっぷう」のこと。「はやて」が「はやて」のせいでストップするとは洒落になりませんやん。

さて翻って、わが町長浜。昨晩5時より昨年のアーバングラスコンペティションのグランプリに輝きました「現代の金屏風」の除幕式が行なわれ、ついに米川のほとりにその雄姿を現わしました。と言っても真っ暗でようわからんかったんですけんど。
You see 雄姿ぃ?
約1年前のコンペの審査会は優秀作品がたくさん集まり、まさに心が「じゃわめぐ」のを久しぶりに感じたことを思い出します。

「屏風と商売は曲げねば立たぬ」と申しますが、どんな「疾風」にも負けない柔軟でしたたかなまちづくりのシンボルとして立ち続けてほしいものです。

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