三献の茶

テーマ:言葉・漢字
長浜城主だった秀吉と寺の小姓だった石田三成が出会った時の エピソードである「三献の茶」は皆様よくご存知だと思います。ところで皆さん、この「三献の茶」何と読まれます?

先日、曳山博物館で石田三成の「三献の茶」を題材にした紙芝居が披露されました。これを見ていたある方が、「『さんけんの茶』って読まれたようだけど、あれは『さんこんの茶』ですよね?」と私にお尋ねになりました。

私は子どもの頃から確か「さんけんの茶」と聞き育った覚えがあるのですが、質問された方が「お酒は『いっこん』『にこん』と数えますでしょ?それと同じで『さんこん』と違うかしら?」とおっしゃると、それもまた理ありと思ってしまいます。

調べますと「三献の儀(さんこんのぎ)」というものがあり、室町時代より武士は出陣の時、打ちあわび、勝ち栗、昆布の三品を肴に酒を三度づつ飲みほす儀式がありました。結婚式の時の三々九度もこの名残であり、「式三献(しきさんこん)」ともいうそうです。

もっとも、三成が献上したのは酒ではなく、お茶であり、お茶を3回にわたって献上(けんじょう)したという意味では「さんけん」が正しいような気もいたします。

色々調べてみましたが、「三献の茶」にふりがなが打ったものが見当たりません。どなたかご存じないでしょうか?

ワタクシのお茶かも~

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2009/03      >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧