疑わしきは×(バツ)せよ

テーマ:よもやま話
昨年10/28のブログ「NTTの販売店」で詐欺まがいの営業に注意を呼びかけましたことを覚えていらっしゃるでしょうか。覚えていない方はこちらをどうぞ。

「NTT西日本-みやこ」という、こちらは本家本元のNTTの会社があるんですが、こちらの営業員がつい先日、ひかり回線の営業のために来訪いたしました。で、まずご案内の前に、と差し出しましたのが、次のパンフレット

「NTT西日本からのお知らせ」として「ルール違反が急増!!」とあり、その中に何と「NTT西日本の名前をかたった強引な商法」と書かれてあります。「おいおい、今頃気がついたんかい?」と、ついつい声を荒げて、何度もNTTの販売店を名乗る業者にだまされかけたことを話しました。

「たくみな誘いにご注意ください」なんて書かれてますけど、名刺や社員証に「NTT販売店」なんて書かれていれば信用してしまいますわな。しかも、全うな販売店もあるといいますから、やっかいです。対策はとにかく「NTTに問合せる」ことだそうです。

「でもお宅5時で終わりでしょ。業者はたいてい5時過ぎに営業に来ますよ」と言ったら、少し当惑しておりましたが、「116は9時まで対応してます」とのことです。皆さん、怪しいのが来たら「116」ですよ!いや、いっそのこと「疑わしきは×(バツ)せよ」ですね。


(追記)
ところで、NTTの販売店(本物も偽者も含めて)が設置した電話機が故障した場合、NTT本体は修理できず、当該販売店に依頼しなければならない契約になっているそうです。「じゃあ、その販売店がつぶれたらどうするの?」ということなのですが、基本的に「NTT本体は知らん」ということになります。

売り手サイド内の契約がどうなっているか消費者は知らないし、知ろうとも思わないのではないでしょうか。第一そんなことが最初からわかっていたら、県外から来た初対面の販売店(いくら本物でも)と契約するやつはいないのではないでしょうか?〒も含めて公共財の民営化は必ずしもいいことばかりではないと私は思いますよ。

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