すご~甥
テーマ:よもやま話
2012/05/16 09:02
昨日の滋賀夕刊のトップ記事にもなってましたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、近くに住む私の甥(姉の息子)がどえらいことをやってくれました。5/13に福島で開催された全日本デュアスロン選手権で見事優勝し、9月にフランスで行われる世界選手権に日本代表として出場することに。
デュアスロンというのは馴染みがあまりないかもしれませんが、トライアスロンなら聞いたことがありますでしょ。ラン、バイク(自転車)、スイム(水泳)の3つで争う鉄人レースね。トライが3種目ならデュアスロンの方は2種目ということで、スイムが無く、ランとバイクで競われます。
甥は学生時代もトライアスロンで活躍し、学生チャンピョンにもなっていたので、それを思えば意外な結果ではないのかもしれません。しかし、大学卒業後数年間の社会人生活を送った後、今は長浜に戻って来て家業に専念している身。
てっきり体が鈍らない程度に趣味的に活動をしているものとばかり思っておりました。姉から聞いた話では、現在でも毎日ランニングのトレーニングは欠かさず、定休日には自転車で遠出をするなど大会に向けて彼なりにできる範囲の練習を重ねてきたようです。
しかし、彼の生まれた時のことを考えると、こんな風に成長するとは予想だにしませんでした。何せ未熟児として誕生し、生まれたばかりの彼を見て私の叔母が思わず手を合わせて拝んでしまったそうです。彼の先行きを危うんでの自然な行為だったのかもしれません。
幼児期は喘息を患い心配しましたが、小学校で水泳、中・高では陸上を行なうに連れ体も丈夫になり、県内でも上位の成績を残すようになりましたが、まさか大学でトライアスロンに挑戦するとは。
彼に天賦の才能があったとは思いませんが、とにかく努力がすごい。高校の時は毎日虎姫高まで走って通ってましたし、大学の時も自分に厳しく妥協すること無く日々練習に取り組んだようです。
現大リーガーの松井秀喜選手のことを「努力できることが才能だ」と評した人がいましたが、まさに甥の場合もそれか。いやむしろ「好きこそものの上手なれ」なのか。好きなことを平々と繰り返す力。名前通りですな。Kちゃん、本当におめでとう。
デュアスロンというのは馴染みがあまりないかもしれませんが、トライアスロンなら聞いたことがありますでしょ。ラン、バイク(自転車)、スイム(水泳)の3つで争う鉄人レースね。トライが3種目ならデュアスロンの方は2種目ということで、スイムが無く、ランとバイクで競われます。
甥は学生時代もトライアスロンで活躍し、学生チャンピョンにもなっていたので、それを思えば意外な結果ではないのかもしれません。しかし、大学卒業後数年間の社会人生活を送った後、今は長浜に戻って来て家業に専念している身。
てっきり体が鈍らない程度に趣味的に活動をしているものとばかり思っておりました。姉から聞いた話では、現在でも毎日ランニングのトレーニングは欠かさず、定休日には自転車で遠出をするなど大会に向けて彼なりにできる範囲の練習を重ねてきたようです。
しかし、彼の生まれた時のことを考えると、こんな風に成長するとは予想だにしませんでした。何せ未熟児として誕生し、生まれたばかりの彼を見て私の叔母が思わず手を合わせて拝んでしまったそうです。彼の先行きを危うんでの自然な行為だったのかもしれません。
幼児期は喘息を患い心配しましたが、小学校で水泳、中・高では陸上を行なうに連れ体も丈夫になり、県内でも上位の成績を残すようになりましたが、まさか大学でトライアスロンに挑戦するとは。
彼に天賦の才能があったとは思いませんが、とにかく努力がすごい。高校の時は毎日虎姫高まで走って通ってましたし、大学の時も自分に厳しく妥協すること無く日々練習に取り組んだようです。
現大リーガーの松井秀喜選手のことを「努力できることが才能だ」と評した人がいましたが、まさに甥の場合もそれか。いやむしろ「好きこそものの上手なれ」なのか。好きなことを平々と繰り返す力。名前通りですな。Kちゃん、本当におめでとう。
悪い奴ほど良く眠る
テーマ:言葉・漢字
2012/05/15 09:23
昨日20歳の誕生日を迎えたうちの息子。GWに帰省した時に、ブログネタにせよと言わんばかりに「お父さん、ちんぷんかんぷんの語源知ってる?」。いや、それこそちんぷんかんぷんですわな。
大辞泉には「珍紛漢紛」という字が書かれており、「珍紛漢」に同じとあります。で、その「珍紛漢(ちんぷんかん)」の漢字はすべて当て字で、もと儒者の用いた漢語を冷やかした語とも外国人の口真似からともいう、とも書かれています。
これを読んでもちんぷんかんぷん。しかし、息子の解説は説得力あり。中国語で「ティンプトンカンプトン」という言葉があるそうで、「ティンプトン」は「聞いてもわからない」、「カンプトン」は「見てもわからない」という意味。漢字で書くと「听不懂,看不懂」となるそうですわ。偉い!ちゃんと大学で勉強してるやん。
調子に乗った息子、今度は何を言い出すかと思いきや、「あのなぁ、ぐっすり眠るの『ぐっすり』は、英語のgood sleepから来たるらしいで」。「え!まじ?」と思わず聞き返したものの、これは出来すぎではないでしょうか。
そう言えば、あまり芳しくない評判の会社や人に対して、うちの母などは「きっと、あそこはぐっすり儲けてやあるはずや」と言います。なるほど、悪い奴ほど良く眠る。
大辞泉には「珍紛漢紛」という字が書かれており、「珍紛漢」に同じとあります。で、その「珍紛漢(ちんぷんかん)」の漢字はすべて当て字で、もと儒者の用いた漢語を冷やかした語とも外国人の口真似からともいう、とも書かれています。
これを読んでもちんぷんかんぷん。しかし、息子の解説は説得力あり。中国語で「ティンプトンカンプトン」という言葉があるそうで、「ティンプトン」は「聞いてもわからない」、「カンプトン」は「見てもわからない」という意味。漢字で書くと「听不懂,看不懂」となるそうですわ。偉い!ちゃんと大学で勉強してるやん。
調子に乗った息子、今度は何を言い出すかと思いきや、「あのなぁ、ぐっすり眠るの『ぐっすり』は、英語のgood sleepから来たるらしいで」。「え!まじ?」と思わず聞き返したものの、これは出来すぎではないでしょうか。
そう言えば、あまり芳しくない評判の会社や人に対して、うちの母などは「きっと、あそこはぐっすり儲けてやあるはずや」と言います。なるほど、悪い奴ほど良く眠る。
燕
テーマ:よもやま話
2012/05/14 09:17
ツバメが飛び交う季節になりましたが、年々その数が減少しているみたいですね。さて、ゆうこりんさんが「ごいん」というタイトルのブログの中で、ツバメの英語swallowは「飲み込む」という意味もあるけれど、誤嚥の「嚥」つまり、漢字の「飲み込む」にも「燕」という字が入っているではないか、という興味深い指摘を以前されました。
調べてみると、「嚥」という字は「咽」の異体字であり、「燕(エン)」は音符であって、ツバメという意味とは関係ないようです。しかも、英語の方も語源はそれぞれ別らしい。しかし、ツバメの親から餌を与えられたヒナがそれを飲み込む姿からの連想と考えた方が、はるかに夢があるように思えます。
さて、「燕」という字そのものは、見ての通りツバメを描いた象形文字。頭があって、羽があって、尻尾がある。下の4つの点「灬(れっか)」は普通であれば「火」を表わすのですが、この字の場合は「二つに分かれた尾の形」であって、火ではないそうです。
燕尾服と呼ばれるモーニングの背中側は、まさにツバメの尾のように二つに分かれていますよね。ちなみに、この燕尾つまり尾羽が長いオスほどメスにもてるそうですわ。格好いいですもんね。
格好いいといえば、「年上の女性の愛人である若い男性」を「つばめ」と呼ぶのはなぜなのか?日本語俗語辞典によれば、平塚雷鳥という婦人運動家と年下の奥村博史という画家との恋愛から生まれた言葉だそうな。
平塚はこの5歳年下の彼氏・奥村のことを「若いツバメ」や「弟」と呼んでいた。二人の関係が公になるにつれ、女性解放を謳う平塚の運動に参加していた者の間でこれが騒ぎとなり、奥村が身を引く決心をする。その時、奥村が平塚に「若いつばめは池の平和のために飛び去っていく 」という文面の手紙を宛てたとか。
ちなみに、二人は最終的に結婚したそうです。ツバメさん、雷鳥にやっぱり「飲み込まれ」ちゃったみたいです。あ、若いツバメを、なんて妄想にふけっておられる方、くれぐれも「誤嚥」されませんようにお気をつけ下さい。
調べてみると、「嚥」という字は「咽」の異体字であり、「燕(エン)」は音符であって、ツバメという意味とは関係ないようです。しかも、英語の方も語源はそれぞれ別らしい。しかし、ツバメの親から餌を与えられたヒナがそれを飲み込む姿からの連想と考えた方が、はるかに夢があるように思えます。
さて、「燕」という字そのものは、見ての通りツバメを描いた象形文字。頭があって、羽があって、尻尾がある。下の4つの点「灬(れっか)」は普通であれば「火」を表わすのですが、この字の場合は「二つに分かれた尾の形」であって、火ではないそうです。
燕尾服と呼ばれるモーニングの背中側は、まさにツバメの尾のように二つに分かれていますよね。ちなみに、この燕尾つまり尾羽が長いオスほどメスにもてるそうですわ。格好いいですもんね。
格好いいといえば、「年上の女性の愛人である若い男性」を「つばめ」と呼ぶのはなぜなのか?日本語俗語辞典によれば、平塚雷鳥という婦人運動家と年下の奥村博史という画家との恋愛から生まれた言葉だそうな。
平塚はこの5歳年下の彼氏・奥村のことを「若いツバメ」や「弟」と呼んでいた。二人の関係が公になるにつれ、女性解放を謳う平塚の運動に参加していた者の間でこれが騒ぎとなり、奥村が身を引く決心をする。その時、奥村が平塚に「若いつばめは池の平和のために飛び去っていく 」という文面の手紙を宛てたとか。
ちなみに、二人は最終的に結婚したそうです。ツバメさん、雷鳥にやっぱり「飲み込まれ」ちゃったみたいです。あ、若いツバメを、なんて妄想にふけっておられる方、くれぐれも「誤嚥」されませんようにお気をつけ下さい。
味噌をつける
テーマ:まちづくり
2012/05/13 09:20
何か寒いですねえ、最近。ホントに5月なんでしょうか。
で、まちなかに翻る
この幟旗も心なしか寒そう
それもそのはず、どうもこの戦国ふるさと博、来場者が思うように伸びないみたいですねぇ。近江毎夕新聞には「これまでの来場者ペースを閉幕の十二月二日まで維持したとしても、博覧会実行委が定めた開催期間中の来場者目標五十万人のほぼ半数にとどまる見通し」と書かれておりました。
ちなみに、うちの近所の「ながはま館」のGW中の入場者は昨年の「江・浅井三姉妹博覧会」の同時期に比べて5分の1だとか。まあ、そんなもんなんでしょうな。そうそう長浜ばっかり行く気もしませんやろし。
大河ドラマの視聴率を心配している場合ちゃうんと違う?という声も聞こえて参りますが、そんなことより、こんだけ寒いと、ふるさと博の幟からついつい連想してしまうのが、これ。
シーズンでもないのに鍋が食べたくなってきました。でもなんか、デザイン似てませんか?のぼりに味噌をつけたのが失敗か?
で、まちなかに翻る
この幟旗も心なしか寒そう
それもそのはず、どうもこの戦国ふるさと博、来場者が思うように伸びないみたいですねぇ。近江毎夕新聞には「これまでの来場者ペースを閉幕の十二月二日まで維持したとしても、博覧会実行委が定めた開催期間中の来場者目標五十万人のほぼ半数にとどまる見通し」と書かれておりました。
ちなみに、うちの近所の「ながはま館」のGW中の入場者は昨年の「江・浅井三姉妹博覧会」の同時期に比べて5分の1だとか。まあ、そんなもんなんでしょうな。そうそう長浜ばっかり行く気もしませんやろし。
大河ドラマの視聴率を心配している場合ちゃうんと違う?という声も聞こえて参りますが、そんなことより、こんだけ寒いと、ふるさと博の幟からついつい連想してしまうのが、これ。
シーズンでもないのに鍋が食べたくなってきました。でもなんか、デザイン似てませんか?のぼりに味噌をつけたのが失敗か?
平清盛り下がり
テーマ:よもやま話
2012/05/12 09:14
毎日新聞の夕刊に「『清盛』おごる日いつ」という見出しに加え、「視聴率 歴代最低に迫る」とある。う~む、やっぱりねえ。何となくそんな雰囲気は漂ってるなと感じておりました。私ですか?初回は見ました。先週も見ました。途中は見たり見なかったり。見ても観ていなかったり。(大河ドラマ「平清盛」の話ね)
18話までの平均が14.4%で、4月は11%代が2回あったらしい。原因として挙げられていたのが、まず「1.画面が汚くて見にくい」。放送開始直後からNHKに多く意見が寄せられていたようですが、兵庫県知事が一発かましたのが大きかったかもしれませんね。特殊カメラや色調補正装置で意図的に演出しているのにね。
まあ、それより何よりやっぱり「2.登場人物が多すぎて、ストーリーがわかりづらい」。確かにこれまでに大河にあまり登場して来なかった人がたくさん出てきますし、朝廷、藤原摂関家、平氏に源氏。加えて男も女もぞろぞろ。
さらにこの「大勢の登場人物を、民放ドラマなら主役級の俳優たちが熱演」するもんだから、かえって「主役がかすみ物語を分かりにくくしている」、と書いてありますが、これわかるなぁ~。私など、新聞の週刊誌欄に「松山ケンイチ、杉村太蔵にそっくり」とか書いてあるの見てからは清盛が太蔵にしか見えませんもん。
加えて「3.平氏は栄耀栄華を極め源平合戦で滅ぶ」というイメージがあるのに、この前段階から始まったので、馴染めないというのがあるみたい。「大河ドラマは視聴者の予備知識の範囲内が8~9割、残り1割程度で知らない世界を示すぐらいがちょうど良いかも」とも書かれていましたが、これが一般的な感覚でしょうね。
しかし、先週はいよいよ後白河法皇が登場し、これから「保元の乱」とか「平治の乱」とか名前だけは知ってるけど、内容はよくわからんかった史実を具体的に見せてもらえるという楽しみは個人的にありますね。しかも、去年の「のだめ版家政婦は見た」的なインチキ大河に比べたらずっと好感がもてる。
制作統括の磯智明プロデューサーは「野球で言えば、まだ3回裏が終わったあたり。これからおもしろくなる」と自信をのぞかせているようですから、華麗な逆転劇に期待しましょう。もっともロンドン五輪もあるので、コールドゲームで番組打切りとならないように祈っています。頑張れ太蔵!
18話までの平均が14.4%で、4月は11%代が2回あったらしい。原因として挙げられていたのが、まず「1.画面が汚くて見にくい」。放送開始直後からNHKに多く意見が寄せられていたようですが、兵庫県知事が一発かましたのが大きかったかもしれませんね。特殊カメラや色調補正装置で意図的に演出しているのにね。
まあ、それより何よりやっぱり「2.登場人物が多すぎて、ストーリーがわかりづらい」。確かにこれまでに大河にあまり登場して来なかった人がたくさん出てきますし、朝廷、藤原摂関家、平氏に源氏。加えて男も女もぞろぞろ。
さらにこの「大勢の登場人物を、民放ドラマなら主役級の俳優たちが熱演」するもんだから、かえって「主役がかすみ物語を分かりにくくしている」、と書いてありますが、これわかるなぁ~。私など、新聞の週刊誌欄に「松山ケンイチ、杉村太蔵にそっくり」とか書いてあるの見てからは清盛が太蔵にしか見えませんもん。
加えて「3.平氏は栄耀栄華を極め源平合戦で滅ぶ」というイメージがあるのに、この前段階から始まったので、馴染めないというのがあるみたい。「大河ドラマは視聴者の予備知識の範囲内が8~9割、残り1割程度で知らない世界を示すぐらいがちょうど良いかも」とも書かれていましたが、これが一般的な感覚でしょうね。
しかし、先週はいよいよ後白河法皇が登場し、これから「保元の乱」とか「平治の乱」とか名前だけは知ってるけど、内容はよくわからんかった史実を具体的に見せてもらえるという楽しみは個人的にありますね。しかも、去年の「のだめ版家政婦は見た」的なインチキ大河に比べたらずっと好感がもてる。
制作統括の磯智明プロデューサーは「野球で言えば、まだ3回裏が終わったあたり。これからおもしろくなる」と自信をのぞかせているようですから、華麗な逆転劇に期待しましょう。もっともロンドン五輪もあるので、コールドゲームで番組打切りとならないように祈っています。頑張れ太蔵!