太太
テーマ:言葉・漢字
2012/05/30 09:07
日経プラス1に最近「中文塾」というコラムができまして、中国で使用されている俗語っぽいものを紹介しながら当世中国事情を語る、みたいなコーナーになっております。
5/26のそれを読んでみますと、中国の高級品市場の消費の30%は「富足二代」と名付けられた人々によるものなんだそうです。「富足二代」とは、「富二代」(金持ちの子)や「官二代」(役人の子)など、裕福な家庭で暮らす20~35歳の人たちのことだとか。
中で~も、有力な存在が「闊太太(クオタイタイ)」だと書いてあるんですが、この「闊太太」とは何ぞや?闊達の「闊」に「太」が2つ。おおらかなデブを想像してしまいますが、「闊」は中国語では「ぜいたくなことや羽振りがいいこと」を表すのに使われることが多いらしい。
問題は「太太」。これどういう意味だと思います?何とねぇ、これで「奥様」という意味らしいですよ。確かに漢和大字典にも載ってますわ。元々明代に官吏の妻の尊称として使われていたようですが、転じて現在は「他人の妻の尊称」として用いられるらしい。
日本で他人の奥さんを指して「おたくの太太さんは」なんて言ったらぶんなぐられそうですね。しかし、日本語の「ふてぶてしい」も漢字にすると「太太しい」と書くようですから、当節の奥様族を形容する言葉としては当らずといえども遠からずなのか。
ちなみに「闊太太」ってのは、先の「富二代」や「官二代」に嫁いだ女性たちのことだそうですが、そんなことはもうどうでもいいですね、この際。
5/26のそれを読んでみますと、中国の高級品市場の消費の30%は「富足二代」と名付けられた人々によるものなんだそうです。「富足二代」とは、「富二代」(金持ちの子)や「官二代」(役人の子)など、裕福な家庭で暮らす20~35歳の人たちのことだとか。
中で~も、有力な存在が「闊太太(クオタイタイ)」だと書いてあるんですが、この「闊太太」とは何ぞや?闊達の「闊」に「太」が2つ。おおらかなデブを想像してしまいますが、「闊」は中国語では「ぜいたくなことや羽振りがいいこと」を表すのに使われることが多いらしい。
問題は「太太」。これどういう意味だと思います?何とねぇ、これで「奥様」という意味らしいですよ。確かに漢和大字典にも載ってますわ。元々明代に官吏の妻の尊称として使われていたようですが、転じて現在は「他人の妻の尊称」として用いられるらしい。
日本で他人の奥さんを指して「おたくの太太さんは」なんて言ったらぶんなぐられそうですね。しかし、日本語の「ふてぶてしい」も漢字にすると「太太しい」と書くようですから、当節の奥様族を形容する言葉としては当らずといえども遠からずなのか。
ちなみに「闊太太」ってのは、先の「富二代」や「官二代」に嫁いだ女性たちのことだそうですが、そんなことはもうどうでもいいですね、この際。