うな偽

テーマ:よもやま話
垂井祭の際、我々の休憩場所としてお世話になります料理旅館の八千九(やちく)さん。本楽の日の夕食として毎年ここで「うなぎ丼」をご馳走になるのが楽しみ。しかし今年は稚魚が極端な不漁ということでうなぎが高騰。振付さんと「今年はどうなんでしょうね?」と話しておりました。

さて、当日夕食をいただきに参りますと、卓の上に置かれた塗りのお重。「お~っ、ことしはうな重かぁ。さすが八千九さん!」。しかし、その割に重に温かみがないやん。ええいと、蓋押し開くれば~っ!現れ出でたるぅ~、う、う、う、何?あれま、今年はちらし寿司....。やっぱりな。

てことで、このうなぎ。長浜でも一時1500円も出せば最高級品が買えたのに、今やそれだと2500円以上でっせ。ちょっと二の足を踏む値段です。うなぎは他の魚のように完全養殖の段階には至ってないようですね。

子どもの頃、ハレのお出かけの時はうなぎを食べさせてもらえましたが、家では父にナスの油焼きを「これは畑のうなぎやぞ」と騙されまして、以降それも大好物となったわけですが、今でも普段そうそう口に入る代物ではありませんよね。

そう言えば、そんな高級品の代替物として全国的、いや全世界的な人気商品となった「カニかま」。あれはホント画期的ですね。もちろん本物にはかないませんが、偽物でもあの値段なら十分に許せます。

うなぎについても、そろそろカニかまに匹敵するような代替物が求められる時代かもしれません。さすがにナスの油焼きではその役割は果たせそうにありませんが、だれか「うな偽」とか「うな似」とか開発してくれんかな?

(追記)
と思ったら、「うなぎもどき」なるものが既にいくつか存在するようですね。豆腐と山芋の組合せが多いようですが、これなんか、ホント美味そう。(皮の部分は海苔らしい)

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