平清盛り下がり

テーマ:よもやま話
毎日新聞の夕刊に「『清盛』おごる日いつ」という見出しに加え、「視聴率 歴代最低に迫る」とある。う~む、やっぱりねえ。何となくそんな雰囲気は漂ってるなと感じておりました。私ですか?初回は見ました。先週も見ました。途中は見たり見なかったり。見ても観ていなかったり。(大河ドラマ「平清盛」の話ね)

18話までの平均が14.4%で、4月は11%代が2回あったらしい。原因として挙げられていたのが、まず「1.画面が汚くて見にくい」。放送開始直後からNHKに多く意見が寄せられていたようですが、兵庫県知事が一発かましたのが大きかったかもしれませんね。特殊カメラや色調補正装置で意図的に演出しているのにね。

まあ、それより何よりやっぱり「2.登場人物が多すぎて、ストーリーがわかりづらい」。確かにこれまでに大河にあまり登場して来なかった人がたくさん出てきますし、朝廷、藤原摂関家、平氏に源氏。加えて男も女もぞろぞろ。

さらにこの「大勢の登場人物を、民放ドラマなら主役級の俳優たちが熱演」するもんだから、かえって「主役がかすみ物語を分かりにくくしている」、と書いてありますが、これわかるなぁ~。私など、新聞の週刊誌欄に「松山ケンイチ、杉村太蔵にそっくり」とか書いてあるの見てからは清盛が太蔵にしか見えませんもん。

加えて「3.平氏は栄耀栄華を極め源平合戦で滅ぶ」というイメージがあるのに、この前段階から始まったので、馴染めないというのがあるみたい。「大河ドラマは視聴者の予備知識の範囲内が8~9割、残り1割程度で知らない世界を示すぐらいがちょうど良いかも」とも書かれていましたが、これが一般的な感覚でしょうね。

しかし、先週はいよいよ後白河法皇が登場し、これから「保元の乱」とか「平治の乱」とか名前だけは知ってるけど、内容はよくわからんかった史実を具体的に見せてもらえるという楽しみは個人的にありますね。しかも、去年の「のだめ版家政婦は見た」的なインチキ大河に比べたらずっと好感がもてる。

制作統括の磯智明プロデューサーは「野球で言えば、まだ3回裏が終わったあたり。これからおもしろくなる」と自信をのぞかせているようですから、華麗な逆転劇に期待しましょう。もっともロンドン五輪もあるので、コールドゲームで番組打切りとならないように祈っています。頑張れ太蔵!

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