大手小手搦手

テーマ:よもやま話
朝日新聞に「しつもん!ドラえもん」コーナーというのがあります。1面に質問が書いてありまして、2面以降どこかの面に回答が書かれているので、それを探しにいくという趣向で子どもにも人気があるようです。

で、昨日のしつもんは「おおっぴらに堂々と振る舞うことを『大手を振る』というね。大手はどの部分を指すの?」というもの。ちなみに、この場合の大手は「おおで」と読みますね。

大きな手のひらみたいなイメージもあるんですが、正解は「肩から手の先まで」。これが、「小手」になると「ひじから手首まで」で、さらにその先は「小手先」。相撲の小手投げなんかイメージ的には「大手投げ」ですけどね。ひじから手首でどうやって投げんねん?と。

さて、大手といえばお城の正面、正門のことを「大手」などと言いますね。この場合は「おおて」ですが、では裏門は「小手」と言うのかと思いましたら、何と「搦め手(からめて)」と呼ぶんだそうですね。

これ元々、大手は「追手(おうて)」から来てるからなんでしょうか。つまり城の正面から敵を追い込んで、裏門から搦め捕るから「搦め手」と。なので、意表をつくことを「搦め手から攻める」と言ったり、相手の弱点を「搦め手」とも言うそうですね。

同業種の中でも特に規模の大きい会社を「大手」と呼びますし、長浜でも一番の商店街は「大手門通り商店街」と称されております。そうか、裏通りの小手商店などと卑下せずに、「うちは搦め手ですんで」とでも言ってみるか。

アーカイブ

最近の記事一覧

カレンダー

<<      2012/05      >>
29 30 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2

ブログランキング

総合ランキング
2位 / 1569人中 keep
ジャンルランキング
2位 / 816人中 keep
日記/一般

フリースペース

HTMLページへのリンク

プロフィール

このブログの読者

お気に入りブログ

参加コミュニティ一覧