ろくなこと

テーマ:よもやま話
垂井祭の間、結局ブログをお休みしてしまいました。しかし、転んでもただでは起きんとにっく。何と通算、66666号の権利を密かに取得。って、それがなんぼのもんやねん。

垂井祭はあいにく5/2日の日が雨。従って山の上ではなく稽古場での上演となりました。しかも、4日と日程が変更になり、一日に6回の殺人的スケジュール。山の上なら障子の裏に隠れて、伸びをしようが、あくびをしようが、鼻くそほじろうが見えませんが、稽古場ではそうも参りません。

全く、6のぞろ目をゲットしたというのに、ろくなもんじゃございません。しかし、「ろくなもの」とは良く言ったもので、子ども歌舞伎ではその役が主役ではないけれど、芝居の出来のキーになる役があります。それに不思議とГ六」がつく。

例えば、熊谷陣屋の弥陀六。さらに、今年垂井の西町が演じた石切梶原の六郎太夫。我が中町がやった神霊矢口渡の六蔵もそうかもしれません。

「ろく」なものって、漢字では「碌」って書きますけど、元々は「陸」なんですってね。大工用語で水平という意味らしい。で、水平になってないようだと、ろくなもんじゃない、とこうなるわけです。水兵さんは海のもんで陸のもんじゃない、から来てる、わけねえな。

垂井祭は最後の最後にまた雨に見舞われまして、千秋楽の一番は残念ながらこれまた稽古場での上演となりましたが、無事終了。有難く「禄」も頂戴して日付が変わる頃に帰浜いたしました。ありがとうございました。







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