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ミスター

テーマ:政治
今朝の朝刊に鳩山内閣の通信簿として各大臣の評価がグラフで示されておりました。さて、そのうちの一人、野党時代は「ミスター年金」と呼ばれ国民の圧倒的支持を受けた
長妻(ながま)さんでしたが、
大臣になってからは元気がなく、やや期待はずれ。



屋山太郎氏曰く、
いいかいだいたいさぁ
ミスターっていうからには、長島(ながま)のように
攻撃だけでなく
守りもしっかりしてこそ
初めて名乗れるもんなんだよ。「」が逆立ちしたって「」にはなれっこないんだよ。

ありゃぁさ~、やたら打つんだけど守りはとても見てられないような
ま言ってみれば、張本みたいなもんだな


喝だ!



(注)屋山氏はそんなこと言ってません




米原油流出事故

テーマ:石油
日本では、もっぱら鳩山首相辞任、後継候補のニュースでもちきりでありますが、諸外国では誰もそんなことを気にかけておらない様子です。ヨーロッパはギリシャの財政危機、そしてアメリカと言えば、ルイジアナ州におけるメキシコ湾深海部油田からの原油流出事故が何と言っても一番の関心事なわけです。

ちなみに「米原油・・・」と来れば「米国の原油」のことですが、これを「米原の油」と思ってしまうのが滋賀県人なんだそうです。そんな米国の原油流出事故、日本ではあまり大きく報道されておりませんが、恐ろしい規模です。一体、どれだけすごいのか?

日本で油流出による海洋汚染といえば、何と言いましても今から13年前、平成9年(1997年)の1月に日本海で起こったナホトカ号重油流出事故。そして、人類史上最悪の海洋汚染事故となると、こちらは平成元年(1989年)、エクソン・バルデズ号のアラスカでの座礁によるもの。

これらと規模を比較してみますと、

            日本海    アラスカ   メキシコ湾(推定)       
流出量        6千kl      4万kl      10万kl↑

ドラム缶で      3万本分     20万本分   50万本分 

損害賠償額     60億円      1兆円     3兆円↑       


今回の流出事故は、4月にBPが主操業者となっているマコンド油井が爆発事故を起こし、油田からの原油流出が1ヶ月以上続いているわけです。何ぶん水深1500mという深海部油田ですので破損したパイプの復旧作業が困難を極めているのだとか。

で、推定原油流出量は1日3~4000klと言われており、延べ流出量は上記の通り既に10万klを超えているのでは、とさえ言われているようです。つまり史上最悪のアラスカの事故の2倍以上の油が既に流出しているそうであります。

アメリカは陸上油田の生産減から現在ではメキシコ湾深海部油田の開発に力を入れており、また資源ナショナリズムの高まりで世界の原油埋蔵量の8割は産油国国営会社が握り、かつて原油市場を取り仕切っていたメジャーと言われる石油会社は技術的に彼らが追いつけない深海部油田に傾注せざるを得ないというわけです。

それにしても、賠償金が3兆円を超えるかもということですが、そんな金額を払える会社があること自体が信じられませんね。今後、深海部油田への投資は軒並み中止されると予想されており、長期的に原油価格への影響が出てくることは間違いないのではないでしょうか。(漏れはあっても落ちのないネタでしたな)





父ポッポより

テーマ:政治
昨日、内閣総理大臣を辞任いたしました鳩山由紀夫の父、威一郎でございます。何でこんな所で父親が?とお思いでしょうね。そうです!ご明察。息子の辞任で私のことを書いたネタが突然賞味期限切れ、鳩山ロデ夫になりましたもので....
鳩山威一郎
皆さん、鳩山家を華麗なる一族なんておっしゃいますけど、私のこと実はあんまり知らないでしょう。私の父、鳩山一郎は総理大臣でしたから皆さんよくご存知でしょうし、息子達も父を目標にしてきたようですしね。

私はね~、政治家なんかにはなりたくなかったんですよ。ま、もちろん東大ですけどね。鳩山家では東大以外は大学と呼びませんからね。私は病弱でひ弱なイメージ持たれてますけどね、青春時代は野球に明け暮れ、戦争中は軍艦「長良」に乗って、命懸けの海戦も経験してるんですよ。

東大法学部を主席で卒業して大蔵省に入ったんですが、私は生来の口下手でね、演説とかなんてぞっとしますよ。ま、余計なことは言いませんでしたからそれが奏功して事務次官まで登りつめましたがね。

ほんと政治家になる気はさらさらなかったんですが、息子の邦夫が意欲満々でね、田中角栄さんの秘書になってましてね、その関係で角さんから引っ張り出されちゃって、参議院に出馬して当選しちゃいました。

昭和61年の衆参同日選挙では、由紀夫、邦夫と揃って当選して、親子3人議員としてもてはやされたもんです。大臣としての経歴は福田内閣の外相のみ。もっとも私は大蔵大臣になってデノミをやりたかったんだけど。

私の名前「威一郎(いいちろう)」っていうんですけど、随分えらっそうでしょう。親父がね米国のウィルソン大統領を尊敬してましてね。彼のことを当時の新聞は「威爾遜大統領」と記してたんですが、一郎は自分以上の人間になれるようにと、彼の名から一字取って「威一郎」と名付けたようです。

私は逆に「政治家よりも弁護士や学者の方がまし」だと思ってましたから、日本に弁護士業を切り開いた祖父和夫や法学者として名を上げた叔父秀夫に共感してましてね。だから、息子達には「X一郎」ではなくて、和夫や秀夫の「夫」を継いで、由紀夫、邦夫と名付けたんですよ。

次男の邦夫が最初から政治家志向だったのに対し、長男の由紀夫は学者肌だったんですが、息子には「紀一郎」とつけてますからね。やっぱり宇宙人かな、あいつは。

まあ、こんな親から生まれたんで、由紀夫のやつ冗談も言えないカチカチの男だと思われているでしょうけど、この映像見るとちょっと印象変わるかな?(オレの隠し子のことばらしちゃってるよ、この野郎)。もう遅いけど...。


<参考文献> 「鳩山家四代」 梶原 英之 祥伝社新書

ネズミの利き酒

テーマ:よもやま話
自分がネズミ年だから肩を持つというわけではありませんが、ネズミの味覚というのはかなり人間に近いんだそうです。「見た目はかなり違うが遺伝子は90%以上が共通で、必要な栄養素の種類や代謝もよく似ている。」

実際に「酒の味の客観的評価」の研究をネズミを使って行なっている京大の伏木教授がそう新聞に書いておられたんですが、教授がまず、大量にビールを飲む時にどれが飲みやすいかという研究を行なったところ、ネズミの選択はピタリと人間と一致したそうです。

で、今度は清酒の鑑定。純米吟醸酒を各種選び甘口から辛口まで順番に並べ、比較する酒を2本ずつ15匹のネズミに与え、どちらが好きかを摂取量の多さで順位をつけたところ...、

さあ、どうなったと思います?果たして、ネズミは辛口が好きか、はたまた甘口が好きなのか?

何と驚いたことに、どのネズミも辛口より甘口を好んだそうであります。甘口の中でも、飲んで障りのないスムーズな清酒(大吟醸?)をネズミたちは好むそうです。何となくイメージ湧きますでしょうか?これは、酒に慣れていない初心者や若年層の好みにも通じるとのことです。

一方、辛口の酒の味は「これはあんまり栄養分が入ってないよ~」という信号で、これが脳に伝えられると、ネズミは体脂肪を燃やして低栄養に備えるんだそうであります。昔に比べると最近は辛口の酒が好まれるようになりましたが、辛口の酒は「飽食の時代に飲まれる酒」と考えれば納得です。

辛口の酒というのは「身を削る味」であるとネズミが教えている。なんて書かれてありました。もっぱら辛口が好みの私などは思わず身を引いてしまいそうな形容ですが、ひょっとしたらダイエット中のご婦人方には結構受けたりして。どうです、辛口一杯?

社名~ル

テーマ:よもやま話
世の中には、星の数ほど会社やお店がございまして、それぞれに名前がつけられております。単に創業者の名字に商店や(株)をつけたものもありますが、そうでないところは、それなりの由来があるものと思われます。

例えば、私のところの「油甚」は創業者の名前が甚助で、油屋の甚助、略して油甚。こうした「業種」と「創業者の名前の一文字」の組合せの会社や店も結構あって、長浜では「いと吉」さん、「もち安」さん、「ふうしん」さん、「茶しん」さん、「柴惣」さん、などがこれに相当いたします。

創業者の名字と名前の一部を組み合わせた「かわ重」さんや「小山仁」さん、あるいは「会津屋」さん、「近江屋」さん、「みのや」さんのようにかつての国名をつけた店名、最近では横文字の社名も多数見かけます。

さて、先日「意外と知らない『社名』の話」(瀬戸環/祥伝社新書)という本を読んでおりましたら、いろいろな会社、と言っても上場している大きな会社ばかりですが、それらの社名の由来が書かれておりました。

中でも意外だったのは、ライオン(株)さん。洗剤や歯磨き粉を作るメーカーですが、なぜライオンを社名につけたかというと「ライオンは牙が丈夫なので歯磨粉のイメージに合う」というのは表向きの理由だとか。実際は、明治29年にできた同社の主力製品「獅子印ライオン歯磨き」が同社の17番目の商品だったから、というのです。

つまり、NO17を上下左右ひっくり返すと、LIONになるというわけです。昨日めでたくお祖父ちゃんになられたアロマ大使さんのお店はライオンの特約販売店ですので、事の真相をお伺いしたいものです。スーパージャスコが「イオン」に変えたのも「NO1」をひっくり返して「ION」にしたのか、と思いましたら、こちらは「AEON」が正しく、ギリシャ語で「永遠」という意味だとか。なんだ、つまんねえな。

それから、もう一つは「アシックス」という運動用品メーカーの名前。前身は「オニツカ(タイガー)」ですが、こちらは古代ローマの作家ユウェナリスが唱えた「もし神に祈るならば、心身ともに健康でありますように、と祈るべき」という言葉「Anima Sana In Corpore Sano」の頭文字を取って「ASICS」としたそうなんですが...。

オニツカは他の2社と合併して「アシックス」ができたのですが、その3社の代表が集まって、足が6本あったので「脚SIX」で「アシックス」になったという噂話の方がよっぽど信憑性が高くて、楽しいですよね。
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