21で割る

テーマ:よもやま話
民主党政権も、財政再建のためにいよいよ消費税引上げを視野に入れて参りましたが、消費税が導入されたのは平成元年の4月ですから、もう20年以上経っているわけですね。

当初は3%でしたが、現在は5%。20年経って2%のアップというのはよく我慢している方だと思うのですが、逆に言えばそれだけ引上げに抵抗が大きいということでしょう。

さて、税率の適否はともかく、この消費税、元々は価格表示は外税方式で、消費税を含まない額が表示され、レジで消費税分が加算されておりましたが、いつぞやから内税方式、つまり消費税を含んだ額で価格表示がされるように変わりました。

消費者側からすれば、実際に支払う額が表示された方が親切なのですが、消費税を意識することが少なくなるため制度変更時には税率改定へのステップではないかとも勘ぐられましたね。

ところで私たち商売人は、商品を納入しようという時、見積書を求められることがあるわけですが、特に相手が公共機関の場合、消費税の別記が求められます。外税方式の時代は、税抜き100円の品物であれば、消費税は5%で5円とすぐ計算できますね。

ところが、税込み100円のうち消費税はいくらか?となるとちょっと考えてしまいます。正しくは100円の5/105、つまり4円76銭が消費税なわけですが、ついつい100円の5/100、つまり5円と思ってしまいがちです。

税込みの額面に5をかけて105で割るという計算は電卓を使ったとしても面倒くさいのですが、私はいつもあっさりと額面を「21で割る」ことで消費税を求めています。5をかけて105で割るというのは、5/105=1/21、つまり21で割ることに等しいですもんね。

恐らく今度消費税が改定されるとすれば、多分10%だろうなと思うのですが、もしそうなった時に表示価格の中の消費税を知りたい時は、10/110=1/11ですので、額面を11で割ってくださいね。え?税率アップ自体が割り切れない?そりゃごもっとも。

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