油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
大通寺山門修復現場
テーマ:まちづくり
2013/11/28 09:10
昨日は教育委員会の定例会だったのですが、場所はいつもの浅井支所ではなく曳山博物館で。うちから3軒南隣という近さ。毎回ここでやって欲しいくらいです。
終了後、曳山博物館の展示を見学し、その後大通寺へ。同寺では現在山門の修復工事の真最中なわけですが、そこの現場を見学させていただくという大変貴重な機会に恵まれました。
この山門が建てられたのは文化9年(1812)と云いますから200年前。で、前回山門の屋根葺替・修復が行われたのは昭和39年(1964)とのことで実に50年ぶり。そうか、私が4歳の時かぁ。覚えてないなぁ。
50年後は生きてないでしょうから、一生に一度のチャ~ンス。ヘルメットをかぶって、恐る恐る足場の階段を上って行きますと、
こんな感じの現場が現れます
損傷の激しい部材が新しいものと取り替えられていきます。全体を建て替えなくても部分交換していけるところが木造の利点だそうです。ホントに木造建築というのは日本の風土にも合っており合理的です。なお今回取り替えた部材には
このように焼印が押され
平成25~26年に修復されたものだということが後々わかるようにしているとのこと。さらに上の階に上がると
大屋根の部分が見えて参ります
これは北西側から見たものですが、こちら側は比較的損傷が少ないとのこと。反対の東側は風雨に晒されることが多いせいか傷みが激しいんだそうです。
こちらが東側から見た様子ですが
中央の束が白く新しい部材に変わっているのがおわかりかと思います。取り替える前の部材は
これこのように朽ち果てています
確かに西側の同じ部分は、鳩の糞によって激しく汚れておりました。鳩にとりましても西側のほうが風雨を凌げて居心地が良かったのでありましょう。
さて見学が終わり、また仮設の階段を降りてまいります。
ぐらぐらして怖いよ~ん
山門の修復が完成するのは約1年後の来年の10月だそうです。事故がないことを祈ります。解説をいただきました市文化財室の二宮さん、どうもありがとうございました。
終了後、曳山博物館の展示を見学し、その後大通寺へ。同寺では現在山門の修復工事の真最中なわけですが、そこの現場を見学させていただくという大変貴重な機会に恵まれました。
この山門が建てられたのは文化9年(1812)と云いますから200年前。で、前回山門の屋根葺替・修復が行われたのは昭和39年(1964)とのことで実に50年ぶり。そうか、私が4歳の時かぁ。覚えてないなぁ。
50年後は生きてないでしょうから、一生に一度のチャ~ンス。ヘルメットをかぶって、恐る恐る足場の階段を上って行きますと、
こんな感じの現場が現れます
損傷の激しい部材が新しいものと取り替えられていきます。全体を建て替えなくても部分交換していけるところが木造の利点だそうです。ホントに木造建築というのは日本の風土にも合っており合理的です。なお今回取り替えた部材には
このように焼印が押され
平成25~26年に修復されたものだということが後々わかるようにしているとのこと。さらに上の階に上がると
大屋根の部分が見えて参ります
これは北西側から見たものですが、こちら側は比較的損傷が少ないとのこと。反対の東側は風雨に晒されることが多いせいか傷みが激しいんだそうです。
こちらが東側から見た様子ですが
中央の束が白く新しい部材に変わっているのがおわかりかと思います。取り替える前の部材は
これこのように朽ち果てています
確かに西側の同じ部分は、鳩の糞によって激しく汚れておりました。鳩にとりましても西側のほうが風雨を凌げて居心地が良かったのでありましょう。
さて見学が終わり、また仮設の階段を降りてまいります。
ぐらぐらして怖いよ~ん
山門の修復が完成するのは約1年後の来年の10月だそうです。事故がないことを祈ります。解説をいただきました市文化財室の二宮さん、どうもありがとうございました。
コメント
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は〜2013/11/28 12:20ごぼさんの山門は、外国から仕事仲間が来た時に見せるスポットにしています。大きなインパクトを与えます。
デザインが素晴らしいのでしょうね。
ほかにこの辺では、彦根城の石垣のカーブがインパクトを与えます。
「おお、ステーブル」言います。外国の城壁は直立ですもんね。
修築中の建物で最近感動したのは、出雲大社の屋根工事でした。1〜2mの距離から観ました。
弥生時代の土器にすでに描かれている本殿です。
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2013/11/28 12:38見せてもらえるんですねぇ
私前に何処だったかなぁ
こんなとこ登って
屋根の修理してる所お寺で見たことある記憶が
あるんですよねぇ
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2013/11/28 22:15>はーさんへ
アーケードが無くなって、改めて山門の凄さに気づいた人が多いのではないでしょうか。法隆寺も修復中ですよね。
>minoriさんへ
少し前に一般公開もあったように思いますよ。50年前の修復は私が3~4歳の時ですからminoriさんは.....(笑) -
よこちん2013/11/28 23:29何年か前、五村別院も一年以上かけて修復工事をされていましたね。大通寺関連は平成の大修復期間みたいですね。
やや内輪の話ですが、こういう文化財の修復工事は途中で変更追加工事があるみたいで蓋を開けてみないと分からないこともあるそうです。
でも予算は予め決められているので工事される業者は採算的にも楽ではないのだとか…
もう心意気で取り組んでおられるのでしょう。
長浜のある寺院もこれから一年かけて修復されます。
畳も既存のものの張り替えですから一年間預かります。
100枚ほどですから保管場所に苦慮しますが、工事に携われることは有りがたいことです (^^) -
は〜2013/11/28 23:59神社は建て替えるのが多いですが、お寺は残しますね。
先年薬師寺へ行った時に、東塔(五重塔)が1300年間建っているのを目の当たりにして、強烈なインパクトを受けました。
1300年間に土が積もって地面が1m高くなっているのに、塔は今も立っているのです。
法隆寺もですか。ありがとう。行けるかな?無理かも。
うちの寺はもちろん五組ですが、朝日町の北国街道沿いにある寺です。この辺で一番門徒が多い寺です。
よそには500軒を越える寺もありますが、この辺は昔の人が寺を造り過ぎて、小さな寺が多いですね。 -
は〜2013/11/29 00:03よこちんさん、それうちの寺とちがう?
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2013/11/29 08:50>よこちんへ
畳は予め全とっかえが前提だから大丈夫でしょう。保管場所貸しましょか(笑) -
2013/11/29 20:32ランドセル背負って、5年生
そんな変らんじゃないですか
はははっ