油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
konjac物語
テーマ:よもやま話
2012/02/26 09:23
先日、「カタカナ語の常識・非常識」(阿部一/東京書籍)という本を読んでおりまして、コンニャクは英語で「devil's tongue」つまり「悪魔の舌」ということを初めて知りました。
そこには、観光案内や旅行ガイドブックの「料理編」にはよく和英対照で英訳が出ているが、「コンニャク」の英訳を「devil's tongue」と文字通り書いてしまっては、(食材として)まったく理解できないだろうし、食べる気にはならないだろう、といった趣旨のことが書かれてありました。
そもそも、コンニャクなんか食べるの日本人くらいでしょ、と思うのですが、低カロリーがもてはやされる昨今、海外でも普及しているらしく、筆者の助言を取り入れたか、現在では「konjac」としてかなり浸透しているそうです。これって、「コンジャク」ではなく、お酒のコニャック(cognac)のように発音するんでしょうね。
それはともかく、なぜ「悪魔の舌」などと呼ばれたのか?コンニャクのあの色、見映え、感触、臭いなどは確かに「悪魔の舌」だと言われると、うん確かにそうだな、と変に納得してしまいがちではありますね。
ところが、この本を離れてもう少し調べてみると、どうやら「悪魔の舌」と名付けられたのは、製品としてのコンニャクではなく、原料のこんにゃく芋の花の形からの連想らしい。(ブログ:蝉コロンより)
確かにペロペロペローリや
さらに、コンニャク属の学名は「Amorphophallus」。これは古代ギリシャ語の「amorphos」と「phallos」からきていて、意味は「奇妙な形の」「チ◯ポ」なんだとか。古代ギリシャ語だからどうせわからんだろうと、とんでもない名前をつけるから学者というやつは全く油断がなりませんな。
「蒟蒻畑」なんていうヒット商品もありましたけど、本当の蒟蒻畑みたら気持ち悪くて食べられなくなるのでは、と余計な心配をしてしまいます。もっとも日本では群馬県の生産量が9割と言いますから、他府県の人たちは蒟蒻畑の何たるかも知らんわけですね。知らぬがコンニャク、いや仏とはこのことだ。
そこには、観光案内や旅行ガイドブックの「料理編」にはよく和英対照で英訳が出ているが、「コンニャク」の英訳を「devil's tongue」と文字通り書いてしまっては、(食材として)まったく理解できないだろうし、食べる気にはならないだろう、といった趣旨のことが書かれてありました。
そもそも、コンニャクなんか食べるの日本人くらいでしょ、と思うのですが、低カロリーがもてはやされる昨今、海外でも普及しているらしく、筆者の助言を取り入れたか、現在では「konjac」としてかなり浸透しているそうです。これって、「コンジャク」ではなく、お酒のコニャック(cognac)のように発音するんでしょうね。
それはともかく、なぜ「悪魔の舌」などと呼ばれたのか?コンニャクのあの色、見映え、感触、臭いなどは確かに「悪魔の舌」だと言われると、うん確かにそうだな、と変に納得してしまいがちではありますね。
ところが、この本を離れてもう少し調べてみると、どうやら「悪魔の舌」と名付けられたのは、製品としてのコンニャクではなく、原料のこんにゃく芋の花の形からの連想らしい。(ブログ:蝉コロンより)
確かにペロペロペローリや
さらに、コンニャク属の学名は「Amorphophallus」。これは古代ギリシャ語の「amorphos」と「phallos」からきていて、意味は「奇妙な形の」「チ◯ポ」なんだとか。古代ギリシャ語だからどうせわからんだろうと、とんでもない名前をつけるから学者というやつは全く油断がなりませんな。
「蒟蒻畑」なんていうヒット商品もありましたけど、本当の蒟蒻畑みたら気持ち悪くて食べられなくなるのでは、と余計な心配をしてしまいます。もっとも日本では群馬県の生産量が9割と言いますから、他府県の人たちは蒟蒻畑の何たるかも知らんわけですね。知らぬがコンニャク、いや仏とはこのことだ。
コメント
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2012/02/26 09:46老若男女って言いますよね
ちゅーことは
今の女はこんにゃく?
今女
さあ、問題です
次のこんにゃくブロガーは誰でしょう?
①婚女
②健女
③困女
④恨女
⑤魂女
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2012/02/26 10:49そういえば、英語圏の人は「婚約」って発音できませんね。どうしても「こんにゃく」に聴こえます。
(>_<) -
にーに2012/02/26 12:13私、素直なもんで、今昔物語と読みましたわ。
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くま2012/02/26 12:31こんにゃくの花の写真、たしかに衝撃てき(笑)!!
色がね~~・・・、
ちょっと禍々しいかんじ。
花の形は南国チックでかわいいんですけどねぇ。。。 -
ジャミラ2012/02/26 13:04昔から精進料理の材料になってますけど、今はレバ刺し風のこんにゃくまで出てきましたね。
名称が小悪魔の舌だったら世の男性を虜にし、蒟蒻畑が地上の楽園に見えてくるかも。 -
2012/02/26 13:52「マムシグサ」やウラシマソウと形はよく似てるね~。
鹿児島で、コンニャクイモの現物を植えてあるのを見たけど、ここまでは赤くなかったわ。まだ成長途中やったのかもしれんけど。 -
2012/02/26 13:55>くんさんへ
オレに答えろって言うの?じゃあ、
①くまさん、もしくはパヴァーヌさんか?
②イメージはままさん。ゆうこりんも丈夫
③無条件でminoriさん(笑)
④これは何?くんさんに対してか?じゃじゃこ!
⑤ゆうこりんと♪おかめちゃん。雪によう耐えてます。
>MashiToshiさんへ
n(ん)の後にヤが来ると、自然に「ニャ」になってしまうんでしょうね。コンニャク発表いたします、とか(笑)
>にーにさんへ
そのつもりで書きました(笑)。南米に行くとjをhの音で発音し、日本がハポンになったりしますから言語は難しいですね。
>くまさんへ
こんな花だとは誰も思わんかったでしょうね。色がえぐいか。何色っていうんですか、これ?ドドメ色?まがまがしいでしょ(笑)
>ジャミラさんへ
なるほどぉ、「小」をつけるだけで随分イメージ変わりますね(笑) -
2012/02/26 14:09私は、そんなに困った女か
迷惑かけとんのか
どうしょうもないやっちゃなぁ
でも、こんままでええて、くんさん、ゆうたやん
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2012/02/26 16:02コンニャクって不思議よね。
茹でる前の匂いってほんまに臭い。笑
けど味付けるとめっちゃおいしい。
おでんのコンニャクなんかたまらん。
大好き。
しかしコンニャク芋の花すごい形ですね~。 -
2012/02/26 17:46>カピパラさんへ
さすが植物博士。「マムシグサ」や「ウラシマソウ」、画像検索してみましたがな。色々な形の草花があるんですね。しかし、コンニャク最初に食べた人は偉いわ(笑)
>minoriさんへ
いやいや「困った」というのは褒め言葉ですよ。素晴らしすぎて困る(笑)
>ゆうこりんさんへ
あの臭い、風体は独特というか毒々ですね(笑)。そんなこと言うと、おでん食べたくなってくるがな。今度群馬行ったら見てこよう、と思いましたけど、群馬って何にも無いな(笑) -
2012/02/27 08:42>マルセンちゃんへ
スマトラオオコンニャクだそうです。やっぱり、コンニャクでしたね。生ゴミが腐ったような強烈な臭いだそうですよ。