油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記

加油柴油汽油

テーマ:石油
北京五輪の時、中国人の応援の仕方で「加油(ジャーヨ)」というのが流行りました。油を補給して一層頑張れってな意味合いなんだと思います。

さて、日経新聞で中国の石油事情を書いた記事の写真を見たら、「柴油」と書いてありました。何じゃこりゃ?「柴」と言えば、桃太郎でお爺さんが山へ刈りに行くものですわね。それと油が結びつきません。

で、調べますと、「ディーゼル油」とあります。つまり日本でいうところの「軽油」ですね。ディーゼル機関を動かすのに使う燃料。昔は柴を燃料に使ったので、そこからの転用なのか。よく考えてみると、日本の軽油こそ重油とセットでないとむしろ意味が不明確なことに気づかされます。

そうなると、ガソリンは何というのか?ガソリンは日本語では揮発油と訳されますが誰もそんな言い方はせず、もっぱらガソリンと呼びますが、中国では「汽油」と呼ぶようです。おそらく揮発性を表すために「汽」が使われたんでしょうね。

で、ガソリン車は「汽油車」、略して「汽車」。日本では蒸気機関車に引っ張られる列車を汽車と称し、この辺りでは電化した後でも「汽車」という言い方はしばらく残り、我々が子どものころは「電車」などとは言わず、「汽車で◯◯へ行く」などと言ったものです。

ちなみに、この漫画に描かれた中国語
円高が終わればこうなります

コメント

  1. 2011/09/26 14:04
    言いました、汽車で行くなんて言い方してましたよ
    今でもおばあちゃんは私たちが広島行くのを
    電車とは言いません
    汽車でで行くんかと言いますよ
    考えたらおかしな話ですよね
    その言い方
  2. ジャミラ
    2011/09/26 20:38
    「揮発油」は、通称ガソリン税が一時なくなった時に知りました。
    軽自動車に軽油を入れる人はまだいるんですか?

    「共産主義」「唯物論」「人民」「共和」は和製漢語であり、今の共産党支配の中国は和製です。
  3. 2011/09/26 22:09
    重油よりも軽いから軽油でしたっけ?
    私も長らくディーゼル車に乗っておりました
    日本車の乗用車でディーゼルがほぼ壊滅しましたね
    石原知事のせいかしら??
    20年ほど前はクラウンもディーゼル車があり 何でこんな高級車がディーゼルなんと疑問に思ったこともありましたが 欧州ではメルセデスもディーゼルに占める割合が多いですね
    アイドリング時のうるささを克服し環境に優しいメイドインジャパンのエンジン開発が待ち望まれますわ
  4. 2011/09/26 22:44
    >minoriさんへ
    今でもお年寄りは汽車ですよね、やっぱり。車で行く場合に「汽車(自動車)」で行くんや、って言うたって下さい(笑)

    >ジャミラさんへ
    軽自動車に軽油入れる人、セルフの初期には多かったようですよ。でも、間違えるなという方が無理なのかも。ガソリンより重いのに軽油はないだろと。

    >えべっさんへ
    そう、重油に対する軽油。欧州は多分今でもディーゼル車の方が主流じゃないかな?天ぷら油でも走るし、ディーゼルエンジンってすごいですよね。加油柴車!(笑)
  5. 2011/09/27 07:49


    ジャミラさん
    この場をお借りしまして
    私は、軽油車にガソリン入れましたよ
    スタンドにつとめていた頃

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