油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
荏田南中の「荏」の油
テーマ:油甚本店
2008/06/12 08:58
昨日は丁稚・弟子入り体験第2弾で、横浜市立荏田南中生がやって参りました。荏田南中は今年で3年目でありまして丁稚体験最古参の中学校です。まあ、体験内容は先日の堺三国ヶ丘中と大同小異ですので、別バナに持って行きたいと思います。
荏田南中の「荏」とは「荏胡麻(えごま)」の古名でありまして、荏胡麻は胡麻という名がついていながら「ゴマ科」ではなく「シソ科」の一年草です。
この種を搾ったものが「えごま油」であります。元々日本では植物油といえば「えごま油」のことであり、菜種油が普及するまでは灯火用にも用いられていたようです。また半乾性のため昔から油紙や番傘などの塗料用に用いられて参りましたが、現在でも柱や梁等の建築部材や家具の手入れ用に幅広く利用されております。
さらに最近では精製した「えごま油」がα-リノレン酸を多量に含む健康食品として注目されています。いわゆる青魚に含まれるEPAなどと同じような成分が含まれており、他の植物油にはない特徴をもっております。当初は「えごま油」という名前の知名度が低いのと商品のイメージ上「しそ油」として販売されていましたが、最近は両方がほぼ同程度に並べられているようです。
酸化しやすく熱にやや弱いという欠点があるため、食用のものにはビタミンCが酸化防止剤として添加されていますが、ドレッシングなど生食がお勧めです。(230g 1,300円)
エゴマは白い花が咲くからでしょうか、漢名を「白蘇(はくそ)」というそうです。シソは「紫蘇」と書きまして色的にアカジソのイメージですね。「えごま油」も「しそ油」ではなく『はくそ油』にすべきなんでしょうけど...う~ん、そんな臭そうな名前を見て買う人はいないか。
荏田南中の「荏」とは「荏胡麻(えごま)」の古名でありまして、荏胡麻は胡麻という名がついていながら「ゴマ科」ではなく「シソ科」の一年草です。
この種を搾ったものが「えごま油」であります。元々日本では植物油といえば「えごま油」のことであり、菜種油が普及するまでは灯火用にも用いられていたようです。また半乾性のため昔から油紙や番傘などの塗料用に用いられて参りましたが、現在でも柱や梁等の建築部材や家具の手入れ用に幅広く利用されております。
さらに最近では精製した「えごま油」がα-リノレン酸を多量に含む健康食品として注目されています。いわゆる青魚に含まれるEPAなどと同じような成分が含まれており、他の植物油にはない特徴をもっております。当初は「えごま油」という名前の知名度が低いのと商品のイメージ上「しそ油」として販売されていましたが、最近は両方がほぼ同程度に並べられているようです。
酸化しやすく熱にやや弱いという欠点があるため、食用のものにはビタミンCが酸化防止剤として添加されていますが、ドレッシングなど生食がお勧めです。(230g 1,300円)
エゴマは白い花が咲くからでしょうか、漢名を「白蘇(はくそ)」というそうです。シソは「紫蘇」と書きまして色的にアカジソのイメージですね。「えごま油」も「しそ油」ではなく『はくそ油』にすべきなんでしょうけど...う~ん、そんな臭そうな名前を見て買う人はいないか。