油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
桑年
テーマ:言葉・漢字
2009/07/27 09:13
先日、大津に試験を受けに参りました際に、ついでに近くの西武百貨店で買物をして帰りました。折りしも、夏物バーゲンの真っ最中で、ラルフローレンのポロシャツがほぼ半額で手に入りました。最近はデパートもブランド品でも惜しげもなくダンピングする世の中になってきたんですね。
ところで、エスカレーター昇降中に横を見ると、いたるところに「白寿、米寿、傘寿、還暦....」と書いたポスターが目につきました。写真に撮るのを忘れましたので恐縮なんですが、とにかくこうした節目の時の贈り物に西武百貨店を使ってくれ、という宣伝なんでしょうね。
その中に「上寿(じょうじゅ)」という見なれない文字がありまして、百歳と書いてあります。「白寿」というのは「白」という字が「百」には「一」だけ不足するので99歳のことだというのはよく聞くところでありますが、そういえば百歳って何も考えんかったなぁ、強いて言えば「百寿」か?
帰りまして調べてみますと、確かに「百寿(ももじゅ)」とも言うようであります。で、「上寿」はどうなんだ、と申しますと、
「長寿の畏敬を三つに分け、六十歳を下寿、八十歳を中寿、百歳を上寿とする考え方。上寿を百二十歳、中寿を百歳とする説もある」
と、このように書かれておりました。なるほど、一つ勉強になりました。
さらにさらに、私は現在48歳なんですが、48歳の欄には「桑寿(そうじゅ)」もしくは「桑年(そうねん)」と書かれているではありませんか。これは「桑」は「桒」とも書き、桒は「十」が四つと「八」に分解出来ることから48歳を表す、ということなんだそうです。
そういえば、ゆうこりんさんのところの「桑酒」の文字も「桒酒」っぽいですよね。やはり48歳にして「桑酒」を売り込む運命だったんでしょうか。いずれにいたしましても、ともすれば「懐古(かいこ)」に蝕(むしば)まれがちな我々の世代も「桑年よ大志を抱け」でもうひとふん張りせねばなりませんね。
ところで、エスカレーター昇降中に横を見ると、いたるところに「白寿、米寿、傘寿、還暦....」と書いたポスターが目につきました。写真に撮るのを忘れましたので恐縮なんですが、とにかくこうした節目の時の贈り物に西武百貨店を使ってくれ、という宣伝なんでしょうね。
その中に「上寿(じょうじゅ)」という見なれない文字がありまして、百歳と書いてあります。「白寿」というのは「白」という字が「百」には「一」だけ不足するので99歳のことだというのはよく聞くところでありますが、そういえば百歳って何も考えんかったなぁ、強いて言えば「百寿」か?
帰りまして調べてみますと、確かに「百寿(ももじゅ)」とも言うようであります。で、「上寿」はどうなんだ、と申しますと、
「長寿の畏敬を三つに分け、六十歳を下寿、八十歳を中寿、百歳を上寿とする考え方。上寿を百二十歳、中寿を百歳とする説もある」
と、このように書かれておりました。なるほど、一つ勉強になりました。
さらにさらに、私は現在48歳なんですが、48歳の欄には「桑寿(そうじゅ)」もしくは「桑年(そうねん)」と書かれているではありませんか。これは「桑」は「桒」とも書き、桒は「十」が四つと「八」に分解出来ることから48歳を表す、ということなんだそうです。
そういえば、ゆうこりんさんのところの「桑酒」の文字も「桒酒」っぽいですよね。やはり48歳にして「桑酒」を売り込む運命だったんでしょうか。いずれにいたしましても、ともすれば「懐古(かいこ)」に蝕(むしば)まれがちな我々の世代も「桑年よ大志を抱け」でもうひとふん張りせねばなりませんね。
コメント
-
2009/07/27 10:29まぁ!はじめて知りました。あ~そんねんや~!
桑酒も昔の徳利の字は桒の字になっています。そういえば私がこのブログを始めたのも桑年になってからですわ。なにか因縁を感じます。もうひとふん張り頑張りますわ。笑
-
ryuza2009/07/27 16:01桑年=壮年ということではないですか。
48歳は働き盛りで心身とも充実しているということでお祝いしましょうということではないでしょうか。
それに還暦まであと1回りという年でもあり、12年後の前祝というところでしょうか。祝杯は「桑酒」で。 -
2009/07/27 16:34>ゆうこりんさんへ
そうねんですわ。絶対因縁ですよ。因年かも(笑)。ところで「官僚たちの夏」見てますか?主演の佐藤浩市も1960年12月生れの桑年ですね。共演の船越英一郎や西村雅彦も1960年生れ。この番組には出てないけど真田広之も同い年。名優が多いですなぁ。(黒木瞳もね)
>ryuzaさんへ
調べてみますと、「壮年は青年期を終えた25歳から44歳までを指すそうです。青年期を30代前半までとった場合、35歳から49歳までを「壮年」とすることもある」とありました。前者は通常の山組の若衆の年齢層とぴったり合いますね。うち(翁山)の若衆(奇合)は後者とぴったり合います(泣笑) -
2009/07/27 17:45一回り以上違いますが、まったく同感です。懐古に蝕まれることなく、”志”を胸に踏ん張られることをこころから期待しております。
下駄やのおじさん -
2009/07/27 18:25>下駄やのおじさんへ
ありがとうございます。幸い、昔のことを懐かしむより今を生きる方が楽しく感じます。ブログのおかげでしょうかね? -
学芸員2009/07/27 22:54私も、桑年が近づいています。綺麗に年をとりたいものです。でも、百二十歳は大還暦ではなかったでしょうか。ちなみに、長生き世界記録は168歳です。旧ソ連の方で故人ですが、ナポレオン戦争を覚えていて、ロシア皇帝の行った焦土作戦に巻き込まれ逃げまくったそうです。
-
2009/07/27 23:10>学芸員さんへ
すみません。私の中では学芸員さん年齢不詳でした(笑)。齢近いんですね。168歳?あと120年も生きないとたどりつかないと思うと気が遠くなりますね。長生きし過ぎも考えもんです。