油買うもよし、売るもよし。楽しく老いるためのオイル日記
プロレスを砂かぶりで
テーマ:スポーツ
2014/11/19 09:26
先日ゆうこりんさんが、ご自身のお祖父さんが砂かぶりで大相撲観戦しておられる姿をTVで見た思い出を書かれていましたが、一度でいいから砂かぶりで相撲を見てみたいものです。
私、大相撲はそんないい席で見たことはありませんが、実はプロレスはあるんです。最近でこそ流行りませんが、私が20代前半だった頃はかなりの盛り上がりを見せていたプロレス。ちなみに私は小学生の時からのファンでした。
時は1987年11月19日。今からちょうど27年前(ちょっと中途半端ですが)のことです。私は当時サラリーマンで27歳になる手前、結婚してほぼ半年くらい経っていました。当時仕入部門に属していたのですが時あたかもバブル期。商社から各種接待(飲食、ゴルフ、麻雀等)を受けるのが普通という時代でした。
ある時、某商社の担当さんとたまたまプロレスの話で盛り上がりまして、「じゃあ、一度見に行きましょう」ということになって、最初に行ったのが確か日本武道館。馬場の全日本の試合だったと思いますが、かなり後ろの席でまあ生の雰囲気を味わえたくらいで、さほど満足感の高いものではありませんでした。
そこでリベンジとなり、「今度はいい席を準備しました」と言われ向かったのが後楽園ホール。今度は猪木の新日本プロレスの方でした。会場に着いてびっくり。何と前から2列目の席。相撲で言えばまさに砂かぶり。
胸板を打つチョップで飛び散る汗が飛んできそうな距離。バックドロップやブレーンバスターなどでリングに叩きつけられる時の迫力度はテレビ観戦では想像もできないほどのものでした。自分の体の中からも熱い血潮が湧き上がり、選手と一緒に戦っているような錯覚さえ起こすほどです。
そしてその時がやってきました。6人タッグマッチで一方の組に長州力、そして対戦方に前田日明とプロレス新時代の申し子の登場です。途中までは、まあ見慣れた展開だったのですが、長州力が得意技のサソリ固めを仕掛けキリキリと捩じ上げようとした瞬間です。
コーナーからぬっとリング内に入った前田日明が、あろうことか無防備の長州力の顔面を背後から正面に回り力任せに蹴り上げたのです。鈍い音がして長州は技を離し膝をついたのですが、そのうちだんだんと目がふさがりお岩のような顔に変貌していきました。
前田側の反則負けという判定だったと思いますが、おそらく筋書きにはなかった掟破りの行動だったのでしょう。長州の顔面骨折で前田選手の追放の原因になった試合でした。会場は見てはいけない物を見てしまったような異様な雰囲気に包まれました。砂かぶり席、いやプロレスだから血かぶりか。あの時の興奮は今でも忘れられません。
私、大相撲はそんないい席で見たことはありませんが、実はプロレスはあるんです。最近でこそ流行りませんが、私が20代前半だった頃はかなりの盛り上がりを見せていたプロレス。ちなみに私は小学生の時からのファンでした。
時は1987年11月19日。今からちょうど27年前(ちょっと中途半端ですが)のことです。私は当時サラリーマンで27歳になる手前、結婚してほぼ半年くらい経っていました。当時仕入部門に属していたのですが時あたかもバブル期。商社から各種接待(飲食、ゴルフ、麻雀等)を受けるのが普通という時代でした。
ある時、某商社の担当さんとたまたまプロレスの話で盛り上がりまして、「じゃあ、一度見に行きましょう」ということになって、最初に行ったのが確か日本武道館。馬場の全日本の試合だったと思いますが、かなり後ろの席でまあ生の雰囲気を味わえたくらいで、さほど満足感の高いものではありませんでした。
そこでリベンジとなり、「今度はいい席を準備しました」と言われ向かったのが後楽園ホール。今度は猪木の新日本プロレスの方でした。会場に着いてびっくり。何と前から2列目の席。相撲で言えばまさに砂かぶり。
胸板を打つチョップで飛び散る汗が飛んできそうな距離。バックドロップやブレーンバスターなどでリングに叩きつけられる時の迫力度はテレビ観戦では想像もできないほどのものでした。自分の体の中からも熱い血潮が湧き上がり、選手と一緒に戦っているような錯覚さえ起こすほどです。
そしてその時がやってきました。6人タッグマッチで一方の組に長州力、そして対戦方に前田日明とプロレス新時代の申し子の登場です。途中までは、まあ見慣れた展開だったのですが、長州力が得意技のサソリ固めを仕掛けキリキリと捩じ上げようとした瞬間です。
コーナーからぬっとリング内に入った前田日明が、あろうことか無防備の長州力の顔面を背後から正面に回り力任せに蹴り上げたのです。鈍い音がして長州は技を離し膝をついたのですが、そのうちだんだんと目がふさがりお岩のような顔に変貌していきました。
前田側の反則負けという判定だったと思いますが、おそらく筋書きにはなかった掟破りの行動だったのでしょう。長州の顔面骨折で前田選手の追放の原因になった試合でした。会場は見てはいけない物を見てしまったような異様な雰囲気に包まれました。砂かぶり席、いやプロレスだから血かぶりか。あの時の興奮は今でも忘れられません。
コメント
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2014/11/19 14:53我が家の掃除機はもちろん三菱の風神
紙パック式の旧モデルなので吸わない吸わないw -
は〜2014/11/19 17:39馬場は、昔の水を飲まないトレーニング法で、熱中症(脳梗塞を起すタイプ)の後遺症が疑われます。
あの、止まり、止まりの話し方を憶えておられますか。
私は最前列でプロレスを見たことがあります。
プロレスのバイトに応募したら、会場は岐阜市金町付近でした。
最前列の角の席で、お客さんの席案内をしていました。バイト代もらって、豪華な弁当もらって、ブラッシーやルーテーズを見ました。
噛み付きブラッシーが鮮血をまき散らしていました。
あの人、カークダグラスに似ていますね。
私の横に数個空席がありましたが、途中で埋まりました。
私の次の次の席を見たら、大野伴睦がそっくり返っているではありませんか。プロモーターがレスラーの説明をしていました。
かかわりあいになると困るので席を立ち去ろうをしたら、「そこに居れ」とのこと。
ところで、外人レスラーはカメラに映る時だけ戦って、それ以外は遊んでいますね。投げキッスなんかしてる。
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2014/11/19 19:11>キジマルさんへ
ジャンボ鶴田と言えばジャンピングニーパット。あと、必ずよだれ出してましたね。猪木は馬場の政治力に対して、マイナーな選手を大物に見せる技術を持っていましたね。プロレスは実に奥深い(笑)
>NEGIさんへ
さすが、馬場さんのおひざ元(笑)。掃除機も詰まって吸いませんか。妻有を「つまり」と読む県民性か(笑)
>は~さんへ
最前列ですかぁ。負けました(笑)。ブラッシーにルーテーズか。一昔前ですわ。でも一番怖かったのは鉄の爪、フリッツ・フォン・エリック。顔面に指が突き刺さって血が出て来るってのは、夏中さんの見世物小屋に通ずるものがありました。 -
2014/11/19 19:30私も小学生の頃からプロレスファンでした。
24年ほど前に1回だけ、貰ったチケットで全日本プロレスを見に行きました。会場(亀岡市民体育館)が小さかったので、2階席でしたが臨場感は十分でした。その当時、リングサイドは血かぶり、汗かぶり、そして永源遥のツバかぶりでしたわ。
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よこちん2014/11/19 20:10高校の時見たファンクス対ブッチャー、シーク組の世界最強タッグ選手権は興奮したな~
ブッチャーがテリーの腕にホークを突き刺して大流血に。
思わず目を背けましたが、すぐ回復して雄たけびを上げながらのサウスポーナックルパートでブッチャー撃沈~
日本人受けするテリーと、温厚そうなドリー兄弟でしたな。
でも、再戦でブッチャーが割れたビール瓶をテリーの腕に突き差し、「余りに凄惨な場面ですので放送を中断します…」と静止画像になったことがありました。
「なぜ、ブッチャーはビール瓶を突き刺したんだ…」
とのテリーのコメントがありましたが、本気でやっちまったのか?
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2014/11/19 22:30よこちんさんのコメントにあるテリーファンク対ブッチャーのすごい試合は覚えています。テレビのコメントが出たのも覚えています。ブッチャーは無茶苦茶してロッキー羽田だったかな、顔を血だらけにして、そのまま、ロッキーは消えてしまったような。プロレスは素晴らしい格闘技だと思います。けど、相撲や柔道のように血が出ない格闘技の方がやはり好きですね。私は。
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2014/11/20 08:15筋書きなしのプロレスはそりゃ殺し合いですわな(笑)
そう信じて観ていた昔が懐かしい(笑) -
2014/11/20 11:35>松男さんへ
会場が小さいほうが結果お得ですよね。永源遙ってめっちゃ懐かしいやん(笑)
>よこちんへ
伝説の名勝負ですね。テリー・ファンクはキン肉マンのテリーマンのモデルにもなりましたからね。なぜ、ブッチャーはビール瓶を突き刺したんだ?って、そういうシナリオだったからですよ(笑)
>ぱんやさんへ
プロレスは素晴らしい格闘技ではありません。素晴らしいショーなんだということが1976年のアントニオ猪木を読んでよくわかりました。ぜひご一読を(笑)
>えべっさんへ
そうそう、だから筋書きにないことされると、見てる方は本能的に「あかんやろ」と思ってしまうところが不思議(笑)