自転車の立ち漕ぎ

テーマ:言葉・漢字
先日車を運転しながらラジオをつけましたら、ちょうどαステーションの佐藤弘樹さんのone-point Englishのコーナーで、「胡麻をする」をテーマに話しておられました。

「あ、これ前ブログに書いたわ(おべっかとおべんちゃら)」と思い出したのですが、英語では胡麻すりを「apple polisher 」、つまり「りんごを磨く人」という言い方をするんですね。恰好が胡麻をするのと同じ感じですもんね。

さてラジオでは「ちなみに、モンゴルでは『馬をたたく』という言い方をするんだそうです」とDJの佐藤さん。これなぜだかわかりますか?とリスナーへと同じ質問を皆さんにもしてみましょうか。

モンゴルでは馬をたたいて食べるんか?とか言わんといて下さいよ。彼らは遊牧民族ですからね。馬は言うなれば車みたいなもんなわけです。で、日本人のおべっか野郎が「いやぁ、素晴らしい車にお乗りですなあ」と胡麻をするがごとく、モンゴル人は相手の馬の体を叩いて「ええ馬でんなあ」と褒めるというわけ。

佐藤さんは、こうしたゴマすりの表現は各国にあるに違いないとおっしゃっておられましたが、モンゴル以外にもう一カ国の例を紹介してくださいました。それはドイツ。さて、どういう言い方をするでしょうか?

あ、話し変わりますが、昨日放置自転車のことについて書いたら、コメントでよこっぺさんが以前に自転車のサドルだけ盗まれて、立ち漕ぎで帰ったことがあると書かれていました。確かにそんなもん盗んでどうするんですかねぇ。サドルフェチとかいるんでしょうか。

閑話休題。さっきの質問の答えわかりましたか?

正解は「よこっぺさん!」。いやいや、実はドイツではゴマすりを「自転車で立ち漕ぎをする人」って言うんだそうです。立ち漕ぎをすると頭が前後に振れてあたかもペコペコとお辞儀をするように見えるからだそうです。あ、日本でも言いますね、「米つきバッタ」。あれと同じでしょうか。

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